平日のお昼時よりも早い時間帯。ラーメン激戦区だと個人的に思っている、JR中央線三鷹駅にやってきました。三鷹界隈を代表するような超人気ラーメン店が北口界隈にあるということで、本日はそちらにお邪魔しようと思います。
アクセス
そのお店は駅前ではなく、駅から少し離れた所にあります。三鷹駅北口の中央大通りを北上し、井の頭通りが交わる中央通り交差点を左折。
井の頭通りを武蔵境方面に少し進むと、和食レストランの藍屋が見えてきます。その藍屋を越えた信号を右折します。
すると、城山通りという細い通りになるので、この道を真っすぐ北上していきます。
通りは完全に閑静な住宅街になっています。ラーメン屋がありそうな雰囲気は全くありません。
外観
通りを進むと、道の左側に椅子が並べられたコンクリート造りの建物が現われます。こちらがお目当ての人気ラーメン店、「麺屋 さくら井」。住宅街と完全に同化していて、危うくスルーしそうになりましたww
かなりの人気店ということもあり、開店30分前の11:00に到着しましたが、平日だからなのか誰も並んでおらず。筆者が一番乗りになりました。しかし、並んでものの数分で人が次々に来られ、あれよあれよという間に行列に。
こちらのお店は食べログの百名店にも選出されているおり、食べログの評価は驚異の3.90!
三鷹の食べログランキングで堂々の1位に君臨する名店なのです。
営業時間は11:30~15:00までの昼営業のみ。土曜日だけ夜営業もやっています。
お店の壁の至る所に注意書きが貼られています。順番に見ていきましょう。
お店の周辺は駐輪禁止になっています。利用する際は自転車やバイクは控えましょう。
待ち合わせや割り込みは禁止みたいです。並ぶ際の並び方も書いてあります。
席が空いてもスタッフが呼ぶまでは待機とのこと。
よほど待ち合わせや割り込みが多かったのでしょうか。これでもかというほど注意書きが。
お持ち帰りのお土産ラーメンもあるみたいです。お土産の場合は並ばずに購入可能。
メニュー
11:30開店でしたが、5分程早く開店となり、店内に案内されました。非常に親切で嬉しい。
店内入ってすぐ横に食券機があるので、まずは食券を購入します。
食券機の上段はラーメンになっています。ラーメンは基本的に醤油・塩・煮干しの3種類。昆布水を使用したつけ麺もあり、つけ麺の味もラーメン同様に3種類。
筆者は特製醤油らぁ麺(1400円)を選択。
下段はご飯物・トッピング・ドリンク・お土産になっています。ラーメンの他に、豚ユッケ風ごはん(480円)を選択。
麺の量はこちら。つけ麺の方が麺の量が多めになっています。
内観
購入した食券をスタッフに手渡したら席に案内されました。席はL字型のカウンター席が9席のみというシンプルな造り。カウンターは木製で、店内は間接照明をメインに使用したオシャレな雰囲気。卓上にはお冷とブラックペッパー、テッシュ・爪楊枝のみ設置。
各席のカウンターはこの様にお冷・レンゲ・お箸がすでに設置。なんか高級感がありますね。
店内の一番奥の席に案内されましたが、席の目の前には色んな種類の日本酒の一升瓶が設置。食券機の下の方に「今宵の酒」というボタンがありましたが、ラーメン屋でこんな凝った日本酒を販売しているのはなかなか珍しい。
カウンターに設置してある説明書き。各ラーメン・具材の特徴を詳細に記載しています。国産のブランド鶏や豚を使用し、調味料もしっかりしてて化学調味料は不使用。かなり素材に拘っているみたいです。
裏はつけ麺の食べ方が記載されています。つけ麺もかなりの拘りです。
実食
食券を渡して席に着いてから20分ほど経ったところで、ラーメンとユッケ風ごはんが提供されました。
特製醤油らぁ麺(1400円)と豚ユッケ風ごはん(480円)。ビジュアルが美しくて豪華。見ただけでわかる、間違いなく美味いやつです。
まずは特製醤油ラーメンからいただきます。肉厚なチャーシューに味玉、海苔やメンマなどが乗っかっています。
スープはあっさりした淡麗な醤油スープで、鶏出汁と鶏油がしっかり出ている。濃くはなく、クドくもなく、非常に上品でコクとまろやかさを兼ね揃えている。
麺は中太ストレート麺。ツルツルで滑らか、そしてモチモチ。すすると小麦の風味の他に、鶏出汁の良い香りが鼻に抜ける。
チャーシューは3種類あって、どれも2切れずつ盛られています。
右側は麹漬けした鶏むね肉のチャーシュー。低温調理しているようで、めちゃくちゃやわらかくしっとりしています。食べると香草のような香りも感じます。
真ん中は同じく麹漬けにして低温調理された豚肩ロース。こちらもめちゃくちゃやわらかくしっとり。肉と肉汁の旨味が凄く、非常に上品な味。
左側は豚外もも吊るし焼き。他の2つと違い、弾力があって肉肉しくて食べ応えあり。芳ばい風味がして脂がコク旨。
味玉は栃木県産の那須御養卵を使用。白身はプリっとして黄身は良い感じの半熟具合。黄身が濃くて濃厚でコク旨。ほんのり塩味が効いている。
その他にメンマと小松菜と海苔が添えられています。メンマは3本入っており、シャキシャキながらビックリするほどやわらかく、味がしゅんで上品な味わい。小松菜はシャキシャキで、ほろ苦さがあり。海苔は香りが良くて芳ばしい。
ラーメンをある程度食べたところで、豚ユッケ風ごはんも味わっていきます。
ローストポークの様なピンク色の豚肉がたっぷり。中心には濃厚そうな卵黄。ビジュアル的にヤバイですね。どう見ても美味しくない訳がない。
たっぷり入った細切りの豚肩ロースは脂のりが程よく、弾力もあって噛めば噛むほど上質な脂が口に広がり、やわらかくて非常に上品。肉の上から味の濃いニンニク醤油タレがかかっていて食欲を刺激します。玉子を絡めると、コクとマイルドさが加わり、絶妙にご飯とマッチ。これは完成度の高い至高の逸品ですね。
素材に拘った美味しい高品質なラーメンとユッケ風ご飯を堪能しました。ジャンクフードなイメージのあるラーメンですが、ここまで素材に拘るとジャンクなイメージが覆されます。健康志向の人にはかなりオススメです。
食べ終わって店を出ると、行列はこんな感じに。さすが百名店、タイミングが悪いとかなり待たされそうですね。
まとめ
JR中央線三鷹駅界隈で食べログランキング1位に君臨し、ラーメン百名店にも選ばれた超人気ラーメン店「麺屋 さくら井」へ。超人気店のため、開店前から行列ができるほど。
食材は国産のブランド鶏や豚を使用し、化学調味料不使用で調味料もしっかりしており、かなり素材に拘っています。
ラーメンは基本的に醤油・塩・煮干しの3種類。昆布水を使用したつけ麺やご飯物もあり。今回は特製醤油らぁ麺(1400円)と豚ユッケ風ごはん(480円)を注文しました。
特製醤油ラーメンは肉厚な3種類のチャーシュー・味玉・海苔・小松菜・メンマが盛り付けられ、綺麗かつ豪華なビジュアル。
スープはあっさりした淡麗な醤油スープで、鶏出汁と鶏油がしっかり出ている。濃くはなく、クドくもなく、非常に上品でコクとまろやかさを兼ね揃えている。麺は中太ストレート麺。ツルツルで滑らか、そしてモチモチ。すすると小麦の風味の他に、鶏出汁の良い香りが鼻に抜ける。
低温調理されたチャーシューは3種類2切れずつ盛られています。麹漬けした鶏むね肉のチャーシュー、麹漬けにした豚肩ロース、豚外もも吊るし焼きの3種類。どれも個性的ながら、上品で旨味が凄い。
味玉は栃木県産の那須御養卵を使用。白身はプリっとして黄身は良い感じの半熟具合。黄身が濃くて濃厚でコク旨。
豚ユッケ風ごはんは、ローストポークの様なピンク色の豚肉がたっぷり。中心には濃厚そうな卵黄が乗っています。たっぷり入った細切りの豚肩ロースは脂のりが程よく、弾力もあって噛めば噛むほど上質な脂が口に広がり、やわらかくて非常に上品。味の濃いニンニク醤油タレがかかっていて食欲を刺激。玉子を絡めるとコクとマイルドさが加わり、絶妙にご飯とマッチ。完成度の高い逸品です。
素材に拘った美味しい高品質なラーメンとユッケ風ご飯を堪能しました。ジャンクフードなイメージのあるラーメンですが、ここまで素材に拘るとジャンクなイメージが覆されます。健康志向の人にはかなりオススメです。
同一店ブログ
店舗情報・外部リンク
店舗情報
麺屋 さくら井
住所:東京都武蔵野市西久保2-15-27
アクセス:アクセス:JR中央線 三鷹駅から徒歩12分
営業時間
11:30~15:00
土曜のみ 11:30~15:00、18:00~20:30
定休日:水曜日 ※水曜はセカンドブランド「KEN軒」として営業
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