前回ブログでは、梅田の阪神百貨店で阪神名物いか焼きを堪能しました。その後、日本シリーズを観戦しに阪神電車に乗って甲子園球場へやってきました。
阪神タイガースは2014年以来、オリックスバファローズは3年連続の日本シリーズで、59年ぶりの関西対決となりました。電車内は早い時間から多くのファンの方でいっぱいでした。
球場レポート
もうじき開場となる時刻。甲子園駅前の広場はそこまで混雑はしておらず。
ですが、その隣。グッズショップALPSの前にはどえらい数の人達が。
これ、ショップに入るための行列です。エグイくらいの行列ができています。以前は関西に住んでたんで甲子園球場は何回も来ているんですが、ここまでの行列を見たのは初めてかもしれません。
阪神の岡田監督がベンチでよく舐めていると話題になったパインアメを、監督とのコラボ商品にしたパインアレや、日本シリーズ限定グッズはすでに完売しておりました。
行列がエグイのに入場制限でさらに待たされているので、並んでると球場入りが大幅に遅れそうな気がしたのでグッズは諦めて球場に向かいます。明日のチケットも当選したので、翌日はもっと早い時間帯にグッズ売り場に行くことにしました。
甲子園球場に到着。まさか、この時期にまた甲子園に来ることができるとは。
本日は2023年10月31日(火)、日本シリーズ第3戦。第1戦は阪神、第2戦はオリックスが勝利し、お互い1勝1敗同士の五分という状況に。
今日から甲子園で3連戦の阪神。甲子園で日本一を決めるには1試合も落とせない状況。ホームに戻って来て勢いづくことができるか。
本日は1塁アルプス席での観戦。アルプス席の入口の方へ向かう途中、1塁側外周に設置されている選手パネルがリーグ優勝仕様になっているのを発見。優勝ロゴとVAMOSという文字が描かれています。
開場時間の16時を少し過ぎた頃に球場入りし、入口でこの様な用紙を渡されました。甲子園球場のある甲子園駅と、京セラドームのあるドーム前駅は阪神電車のなんば線で繋がっているため、なんば線シリーズとも言われています。VAMOSとは、スペイン語で「さあ行こう」などという意味で、阪神の原口選手が円陣の際の声出しで始めたのがきっかけで浸透していったんだとか。
裏面はこんな感じ。クライマックスシリーズ優勝時の記念撮影が印刷されています。
早めに球場入りしたので、本格的に混雑する前に事前に調べておいた球場グルメを買いにいきます。
アルプスエリアの2Fから内野エリアの2Fへと通路を進んでいきます。
店舗外観・メニュー
球場のちょうどバックネット裏にある7号門付近にお目当てのお店がありました。その名も「甲子園寿司」。TBSの人気バラエティ番組「マツコの知らない世界」のスタジアムグルメの世界でも放送された球場内にあるお寿司屋さんです。存在は知っていましたが、未だに食べたことはなかったので、本日は満を持して行ってみます。
行列ができるほどの人気店という事前情報でしたが、早めに来た甲斐あってか、まだそこまで混雑はしておらず。混雑する前にお寿司を購入したいと思います。
ちなみに、野球場で本格的なお寿司が食べられるのは甲子園球場の他に、北海道のエスコンフィールド、名古屋のバンテリンドームだけなんだとか。
順番にメニュー表を見ていきましょう。にぎり寿司は特上や特選などの盛合わせがあり。
巻物はリーズナブルなサラダ巻から、贅沢な海鮮巻まで。
人気メニューだという炙り。炙りサーモンや炙りとろさばといった押し寿司の他に、にぎりの炙り五種盛りもあり。
定番メニュー。サーモンいくら丼やまぐろネギトロ丼などの海鮮丼の他に、海鮮サラダや和風スイーツもあり。
極上シリーズという豪華な事前予約限定商品もあるそうです。試合当日の3日前までネットで注文できるみたいです。
甲子園寿司オリジナルの升を使用した升入り地酒や、升入りスイーツというユニークな商品もあり。
この升入り酒やスイーツを購入すると、限定のクリアファイルが貰えるみたいです。
なんと、升に鮪の切り身を入れてキャビアを添えた豪華賞品もあり。これは美味そうだ。
ここからはドリンクメニューを紹介します。生ビールはアサヒのスーパードライ。月桂冠のカップ酒があり。
甲子園ハイボールというミントの入った爽やかそうな見た目のハイボール。
焼酎は麦と芋があり、お湯割りも水割りも可能。
升入り地酒で飲める日本酒はこちら。
ワンカップでお馴染みの地元、兵庫県西宮市にある大関の「辛丹波」。同じく西宮市にある日本盛の「大吟醸」。お隣、神戸市東灘区にある白鶴酒造の「白鶴 特別純米酒 山田錦」。同じく神戸市東灘区にある神戸酒心館の「福寿 純米酒 御影郷」。日本一の酒どころと呼ばれる、灘の酒蔵の酒を4種類取り揃えています。
最後のソフトドリンクは、ペットボトルの水とお茶のみ。
店舗の前には先程紹介した日本酒の一升瓶が並んでいます。
その横のガラス奥には、作りたてのお寿司が重なり合って並べられています。さらにその奥では、職人さん達が慌ただしくお寿司を握っています。
見た感じ右から、炙りサーモン寿司に太巻。
その隣には炙りの盛り合わせとうなぎ丼が並んでいます。
さらにその隣には大きな冷蔵ショーケースがあり、色んな種類の商品が並べられています。色とりどりで目移りしてしまいます。奥にいる店員さんからお寿司の注文を聞かれたので、決めていたお寿司を注文しました。
レジに到着したのでドリンクの注文とお会計をします。本日は日本シリーズという特別な試合なので贅沢をしようと、特上にぎり盛り合わせ(2000円)と升入り酒の「白鶴 特別純米酒 山田錦」(1200円)を注文しました。
なんと、升酒を注文するとレジカウンターで一升瓶から升とグラスに日本酒を注いでくれます。これはなかなか粋な計らい。酒飲みとしてはテンションが上がります(笑)
購入したお寿司とお酒を持って座席へ。まだ試合開始まで時間があるので、じっくりと贅沢な品を味わっていきたいと思います。
まずは日本酒、「白鶴 特別純米酒 山田錦」(1200円)ですが、めちゃくちゃなみなみ注がれててビックリしました!運ぶ途中に何回かこぼれてしまったんで、少し口を付けてしまいましたが、それでもこの量ですwww
勝手なイメージですが、こうゆう観光地的な所でこんなにサービス精神旺盛な感じで注いでもらえるとは思ってなかったんで、良い意味で予想外でした。そして、黒い升には阪神タイガースのセ・リーグ優勝ロゴが。こんな限定升が貰えるなんて、ファンにはたまらないでしょう。
それでは、グラウンドを眺めながら特別純米酒の山田錦をいただきます。始めは滑らかな口当たりですが、後味スッキリで辛口な味わい。飲みやすくて美味しいですね。
コップの酒を飲み干しても、升に残った酒をコップに注ぐとこんなに量がありました。こんなに酒が入って限定の升まで貰えて1200円って、めちゃくちゃお得でビックリです。ヘタな居酒屋よりも全然安いですね。
日本酒で口を湿らせ、お次はメインの特上にぎり盛り合わせ(2000円)をいただきます。見た感じ、ネタは左上から時計回りにイカ・トロ・鰯・鰻・ウニ軍艦・いくら軍艦・生エビの7貫。どれもしっかりしたサイズ感です。
まずは下段の方からいただきます。生エビは大きくてぷりぷりで弾力があって食べ応えあり。いくらはプチプチ食感で味が濃厚。ウニはコクがあって臭みもなくて食べやすい。鰻は程よく脂がのってて程よい弾力があるも、難なく噛み切れる柔らかさ。甘めのタレがたっぷりかかっている。
次は上段へ。イカはコリっとして、甘味があってねっとりしている。トロは脂がしっかりのって旨味が凄くてとろける。いくらが添えられてて非常に贅沢。鰯は大きくて脂がのってる。臭みがなくて小骨はしっかり取ってて食べやすい。
なかなかの美味しさです。まさか野球場でこんなに本格的なお寿司が食べられるとは思ってもみませんでした。お酒もお得で、これは個人的にはリピート確定です。
野球観戦
美味いお寿司と日本酒をいただいて、試合前からご機嫌になりました♪
ちなみに升酒を購入すると、この様な阪神のリーグ優勝時に岡田監督が胴上げされている限定ファイルを渡されます。あの量の日本酒に、限定の升とクリアファイルが付いて1200円とは、改めてお得だと感じました。
クリアファイルの裏面はこんな感じ。これまた阪神ファンにはたまらないでしょう。
試合が始まりましたが、阪神の応援がいつにも増して凄いです。応援団と熱狂的なファンが陣取るライトスタンドは応援の熱量がヤバイです。応援団の旗の数も凄い数です。
このまましばらく酒を飲みながら試合観戦するのでした。…続く。
まとめ
2023年10月31日、プロ野球日本シリーズ第3戦を観戦するべく甲子園球場へやってきました。
本日の球場グルメに選んだお店は、バックネット裏の7号門付近にあるお寿司屋さん「甲子園寿司」。職人が目の前で握ったお寿司が食べられる、TBSの人気バラエティ番組「マツコの知らない世界」のスタジアムグルメの世界でも放送された球場内にあるお寿司屋さんです。
フードメニューは、各種にぎり盛り合わせ、海鮮巻きなどの巻物、各種炙り寿司、丼や海鮮サラダ、和風スイーツもあり。また、試合当日の3日前までにネットで注文できる極上シリーズという豪華な事前予約限定商品もあり。
ドリンクは、生ビール、ハイボール、焼酎、日本酒などがあり。日本酒はオリジナルの升が貰える升酒があり、日本一の酒どころと呼ばれる灘の酒蔵の酒を4種類取り揃えています。
店舗内で職人さんがお寿司を握っている様子が見ることができ、設置してある冷蔵ショーケース内には目移りするほど色んな種類の商品が並べられています。
筆者が注文したのが、特上にぎり盛り合わせ(2000円)と升入り酒の「白鶴 特別純米酒 山田錦」(1200円)。
升入り酒を注文すると、レジカウンターで一升瓶から升とグラスに日本酒をなみなみ注いでくれます。余りにもなみなみ注がれすぎて、運ぶ途中に何回かこぼれてしまいました。山田錦は、始めは滑らかな口当たりですが、後味スッキリで辛口な味わい。飲みやすくて美味しい。酒がたっぷり入って、限定の升やクリアファイルまで貰えるので、ヘタな居酒屋で飲むよりも非常に安くてお得感があり。
特上にぎり盛り合わせは、イカ・トロ・鰯・鰻・ウニ軍艦・いくら軍艦・生エビの7貫。しっかりしたサイズ感で、どれも新鮮でなかなかの美味しさ。野球場でこんなに本格的なお寿司が食べられるとは思ってもみませんでした。個人的にリピート確定なお店です。
同一球場ブログ
店舗情報・外部リンク
店舗情報
甲子園寿司
TEL:0798-47-1041(野球場代表)
住所:兵庫県西宮市甲子園町1-82 阪神甲子園球場 内野2F中央
アクセス:阪神電車 甲子園駅から徒歩3分
https://www.hanshin.co.jp/koshien/shop/menu2023/GourmetWalker_2023.pdf
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