2022.2.16、長野県は小谷村、白馬コルチナスキー場にやってきました。コルチナは8年ぶりで超久々。八方尾根や栂池などを有する白馬エリアのスキー場の中でも一番奥にあり、アクセスがあまり良くないのでなかなか行く意欲が湧かなかったんですが、今回コルチナのパウダーを堪能したくなったので久々に足を運んでみました。
白馬エリアに入ると天気は雪に。今年は雪が多いため、路面にもかなりの積雪があります。JR白馬駅前を通る国道148号を南小谷駅方面に進み、雪の積もった坂道を登ってコルチナスキー場に到着。道中の坂道は降雪があると運転難易度が増すので、雪道に慣れていない人は4駆車で来るか、チェーンを装着することをオススメします。筆者は特にトラブルなく2駆で登りきりました。※当り前ですがノーマルタイヤは論外です。
スキー場レポート
坂道を登ると、シンボル的な三角屋根のホテル「ホテルグリーンプラザ白馬」が見えてきました。こう見ると日本ではない雰囲気を感じます。駐車場はホテルに近い所が宿泊者専用となっており、日帰りはその後ろ。ゲレンデはホテルの後ろなんで日帰り駐車場エリアからは微妙に歩かされます。
ホテルの中へ。正面にはシースルーのエレベーターに高さのある吹き抜け。本当に雰囲気の良いホテル。
3階部分から1階ロビーを見た感じ。筆者は過去2回ほど泊ったことありますが、雰囲気良し・ゲレンデ直結・お風呂広くて展望風呂あり・ビュッフェ形式の食事は品数豊富で味も良し・部屋は広め・スタッフの接客良しと、なかなか素晴らしいホテルだった印象があります。
ホテルを通り抜けてゲレンデへ。めちゃくちゃ積もってます。麓ですでにバフバフ・サラサラのパウダースノー。気温は山頂で-6℃、山麓で-3.6℃。積雪は山頂で370cm、山麓で245㎝。昨日からの降雪で25㎝程の新雪あり。まさに大当たりな日で滑る前からテンションアゲアゲな筆者♪
ホテルの目の前にあるのが池の田ゲレンデ。白馬コルチナスキー場の中央部分にあるメインゲレンデ。なだらかな初級コースのため初心者で賑わっています。このコースが特に混雑するんですが、平日なんで混雑は全然目立たず。
第2クワッドリフトと第4ペアリフトを乗り継いで山頂へ。コルチナスキー場は全体的につぼ型、すり鉢状のゲレンデとなっているため、ほとんどどのコースを滑ってもホテルの目の前にある池の田ゲレンデに滑り降りることになります。なのでコース外のツリーランコースが多彩です。自己責任においてコース外滑走が認められているので、滑りに自身のあるパウダージャンキーには天国の様なゲレンデです。
山頂から超上級コースの稗田山コース2の方へ滑走。すると至る所でこの様な看板が。パウダー&ツリーランが楽しみたいならご自由にどうぞ的な。※もちろん自己責任で。
基本的に客層が初心者かパウダー狙いの人に分かれるんで、初心者は麓を滑り、パウダー狙いの人はツリーランというように棲み分けができているゲレンデなのです。
筆者も自己責任でツリーエリアへ。滑るとどこもかしこもバフバフでサラサラな超絶パウダー状態。滑っていたら太ももくらいまで埋まるももパウ状態。平日なんで人も少なく、誰も滑っていない面ツルがいっぱい残っていました。マジで素晴らしい♪
途中、野性のカモシカに出会うこともできました(残念ながら逃げてしまって写真は撮れず)。
外観
パウダーツリーラン滑りまくってお腹が空いたのでランチにします。
ホテル1階にある「ティーラウンジ りりかる」では、自分で好きな具材を好きなだけトッピングして自分オリジナルのピザを作れたんですが、残念ながら3年ほど前にそのシステムが廃止に…。
オリジナルピザ食べたかったんですが、仕方がないので2階にある「レストラン アルプス」へ。
エレベーターで2階に上がり、降りてすぐ右側にレストランがあります。
メニュー
こちらがメニュー表。ラーメン・カレー・ハンバーグ・丼・ポテトフライなどなど、オーソドックスなゲレ食という感じ。
ドリンクメニュー。ビール・サワー・ハイボール・ワイン・カクテル・焼酎・日本酒など、さすがホテルだけあって品数豊富。
ちなみに飲み放題まであって、お値段は1800円。普通に昼から酒盛りができてしまいます(笑)
メニューを一通り見ていきます。
新商品に鯖缶すんきラーメンなるものが。鯖缶を使ったラーメン?気になるが、今日はラーメンという気分ではなかったんで次回に持ち越しとします。
最近の時代の流れなのか、お肉の代わりに大豆ミートを使ったカレーや麻婆豆腐丼なんかも。
ちょっと贅沢なコルチナランチのところに野菜たっぷりカツカレーや、サーモンとイクラの親子丼や、チーズハンバーグなんかも気になるところ。
ただ、他の人の食べてるところを見ると、サーモンイクラ丼とハンバーグは値段の割に量が少なかったんで、野菜たっぷりカツカレーライス(1400円)にしました。
食べたい物が決まったら食券機で食券を購入します。
内観
レストランですが、テーブル席がメインでけっこうな広さがあります。入口入って右側の席の様子。
入口入って左側の様子。平日なんで空席も目立ち、余裕で座れます。
とりあえず荷物を置いて席取りをして、食事を購入しに行きます。
購入した食事に応じて提供されるブースが分かれています。パスタ・ラーメン・サーモンイクラ丼はこちら。食券を持っていくと目の前で調理して提供してくれます。
他のメニューは入口入って左側にある通路にブースを作っています。
ソーセージやフライドチキンやポテトのブース。ホテルのビュッフェみたいな感じです。
奥に進むとカレーコーナーを発見。わかりやすく幟が立ってました。
こちらで店員さんに食券を渡すと調理してくれます。
目の前で綺麗にカツカレーを盛り付けてくれています。
福神漬けやソースはこちらから自由にお取りください的なシステムになっています。
お盆にお箸やおしぼりなどはこちらからご自由にどうぞ。
カレーの他に生ビールも買ったので、アルコールのブースへ。
こちらで生ビールの食券を渡すと、定員さんが丁寧に生ビールを注いでくれます。
ちなみにソフトドリンクは400円で飲み放題のドリンクバーとなっています。
まずまずの品揃えです。
こちらはお冷。信州の名水という、雪解け水を含んだ地下水を使っているんだとか。
実食
野菜たっぷりカツカレー(1400円)とサントリープレミアムモルツ生ビール(850円)。
見た目からして華やかで贅沢感があります。
まずは生ビールから。少し時間が経ったんで若干泡が無くなってしまいましたが、泡はクリーミーでビールもよく冷えてて美味い。しっかりサーバーの管理をされているのでしょうね。
ビールを2・3口飲んだところでカレーにいきたいと思います。割りと大きめなカツに、野菜はブロッコリー・カリフラワー・にんじんが沢山入っています。
まずはカレーですが、ルーは欧風カレーっぽくてマイルドで辛さは感じません。お子様や辛い物が苦手な人も食べられるかと思います。キーマカレーみたいに目立った具は挽肉のみ。ご飯にルーがしっかり絡みます。
カツはというと、一応衣はサクッとしているが、サクッと感はそれほどでもない。スプーンで切ろうとすると硬い訳ではなく、弾力があってかなかなか切るのに苦労する。お肉はパサつきはなくてややしっとりしているが、ジューシーさはあまりなし。正直、可もなく不可もなく的なカツ。
トンカツソースをかけてみると、ソースの甘味やコクなどがプラスされます。ソース、アリだと思います。
色鮮やかな野菜ですが、湯がいてるくらいで特に味付けしてなさそう。野菜本来の甘味や歯応えなどをしっかりと感じます。量もそれなりに多いので食べ応えもあります。
福神漬け。筆者は福神漬け入れ放題の場合はガッツリ入れるタイプなので、とりあえず3袋投入。福神漬けは甘めですが、ココイチほど甘くはなくてシャキシャキの食感です。
食べ終わりましたが、ゲレ食としては味はまずまず、見た目は鮮やか、野菜とカツのボリュームがあって福神漬け入れ放題、値段もそれなりのゲレ食価格。個人的にはそれなりのクオリティだと思いました。それと、信州の名水と書かれたお冷はキンキンに冷えて普通に美味しかったです。
ちなみに一緒に行った友人が食べたサーモンとイクラの親子丼(1500円)がこちら。さすがにこの量で1500円はちょっと…。ていうのが正直な感想です。
食べ終わったら食器返却口にお盆や食器類を持っていって片付けましょう。
まとめ
長野県は小谷村、白馬コルチナスキー場。白馬エリアのスキー場の中でも一番奥にあり、アクセスに難ありなスキー場ですが、クオリティの高いホテルグリーンプラザ白馬を有する異国情緒あふれるスキー場です。ゲレンデは全体的につぼ型、すり鉢状のゲレンデとなっているため、ほとんどどのコースを滑ってもホテルの目の前に滑り降りれます。なのでコース外のツリーランコースが多彩です。自己責任においてコース外滑走が認められているので、滑りに自身のあるパウダージャンキーには天国の様なゲレンデです。ホテルの目の前にあるのが池の田ゲレンデ。なだらかな初級コースのメインゲレンデで一番混雑するが、それ以外の他のコースは全然混雑せず。基本的に客層が初心者かパウダー狙いの人に分かれるんで、初心者は麓を滑り、パウダー狙いの人はツリーランというように棲み分けができているゲレンデです。
自己責任のツリーエリアを堪能しましたが、滑るとどこもかしこもバフバフでサラサラな超絶パウダー状態。滑っていたら太ももくらいまで埋まるももパウ状態。平日なんで人も少なく、誰も滑っていない面ツルがいっぱい残っていて最高に楽しめました。途中、野性のカモシカに出会うこともできました。
ランチはホテル2階にある「レストラン アルプス」で、野菜たっぷりカツカレー(1400円)とサントリープレミアムモルツ生ビール(850円)をいただきました。
ビールはしっかりサーバーの管理をされているのでしょうか、泡はクリーミーでビールもよく冷えてて美味しかったです。
カレーですが、ルーは欧風カレーっぽくてマイルドで辛さは感じません。お子様や辛い物が苦手な人も食べられるかと思います。キーマカレーみたいに目立った具は挽肉のみ。ご飯にルーがしっかり絡みます。カツの衣はサクッと感はそれほどでもない。スプーンで切ろうとすると硬い訳ではなく、弾力があってかなかなか切るのに苦労する。お肉はパサつきはなくてややしっとりしているが、ジューシーさはあまりなし。トンカツソースをかけてみると、ソースの甘味やコクなどがプラスされます。
ブロッコリー・カリフラワー・にんじんと、湯がいた色鮮やかな野菜達。野菜本来の甘味や歯応えなどをしっかりと感じます。量もそれなりに多いので食べ応えあり。福神漬けは甘めですが、ココイチほど甘くはなくてシャキシャキの食感。
ゲレ食としては味はまずまず、見た目は鮮やか、野菜とカツのボリュームがあって福神漬け入れ放題、値段もそれなりのゲレ食価格。個人的にはそれなりのクオリティだと思いました。
店舗情報・外部リンク
店舗情報
レストラン アルプス
住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙12860-1 ホテルグリーンプラザ白馬2階
TEL:0261-82-2236
営業時間:11:00~14:30(L.O 14:00)
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