【野沢温泉スキー場】信州ゲレ食バトル初代王者「レストハウスやまびこ」の野沢菜ガーリックステーキライス

スキー場

冬が、雪山のシーズンが今年もやってきました。今年は毎年恒例の様に耳にするエルニーニョではなく、ラニーニャという冬の気温が平年よりも低くなり、日本海側を中心に雪の量が増えるという現象が起きているんだとか。ここ数年、暖冬やら雪不足やらで我々ウインタースポーツを楽しむ人もスキー場関係者も歯がゆい想いをしたと思うが、今年は打って変わって低温!そして豪雪!!

スキー場レポート

そんな中、長野県は野沢温泉スキー場にやってきました。6年ぶりくらいに来た久々の野沢温泉。今年は北京冬季オリンピックですが、ここ野沢温泉は1998年の長野オリンピックではバイアスロン競技の会場になったスキー場です。

野沢温泉スキー場は昨季(20-21シーズン)にスキー場の中央部、長坂エリアにある長坂ゴンドラリフトがリニューアル。石打丸山スキー場と同じ日本ケーブル製の10人乗りゴンドラに。以前のゴンドラは微妙に座れそうで座れない半立ち状態で乗る狭いゴンドラで、しかも湯の峰駅という中間駅を経由していたため、乗っててしんどいし長い。非常に快適性に欠けるゴンドラでした。それがNEWゴンドラになって、山麓の長坂駅から上部のやまびこ駅までを中間駅を経由せず、直線距離で約8分程で結ぶようになりました。

10人乗りゴンドラはガラス張りになっていて非常に視界良好。速いのに揺れが少なくて安定感抜群。中は広いし全席レザー張りのシートになっていて超快適。扉も大きくて段差もほとんどないため乗り降りも楽チンです。

ゴンドラからの景色は素晴らしく、麓には野沢温泉の温泉街、正面には戸狩温泉スキー場が一望できます。

ゴンドラを降りてリフトを乗り継いで上部のやまびこエリアへ。やまびこエリアは特に雪質が良く、リフト下などのコース外を滑ることのできる自己責任特別エリアがあります。

腕に自信のある人はツリーランやパウダーを堪能することができます。※怪我をしてもあくまで自己責任のため、自信のない人はコースを滑りましょう。

リフトを乗り継いでスキー場の山頂に到着。毛無山山頂、標高1650m地点。霧氷で木々が白く染まり、非常に美しいです。

この日は2月3日の節分。世間の人達は豆や恵方巻を食べていると思いますが、そんなものに目もくれずパウダースノーをカッ食らいたいと思います(笑)

山頂から自己責任エリアを滑走。前日に積雪があり、この日の積雪は300㎝。サラサラ・パフパフの非常に軽いパウダースノーで、滑っていたら膝まで埋まるほどの膝パウ具合。筆者は滑りながらテンション爆上がりでした(笑)

ある程度パウダーを堪能したので山頂から麓まで滑り降ります。この野沢温泉スキー場、山頂から山麓まで最長滑走距離が10㎞もある超ビックゲレンデなのです。麓まで滑り降りるのにかなりの時間を要します。

やまびこエリアを滑り降り、スノーパークのある緩斜面が続く上ノ平エリアへ。コースの端っこにある野沢温泉スキー場名物、積雪次第では触れたりぶら下がることのできる道路標識の下でメンバーと一緒に記念撮影。なかなか良い感じに写真が撮れました♪

上ノ平ゲレンデを抜けてパラダイスゲレンデへ。晴れた日は景色が非常に良く、素晴らしいビュースポットなのですが、曇ってて少し残念。

パラダイスゲレンデから林間コースを通り、麓の日影エリアへ降りてきました。日影エリアはキッズパークがあって家族連れで賑わっています。このキャラクターはナスキーというマスコットで、野沢菜をモチーフにしてるんだとか。

日影エリアからゴンドラのある長坂エリアへ滑り、山頂からの10㎞コースを滑り降りました。時刻は昼過ぎ、さすがにお腹が減ってきたのでランチにしたいと思います。今回食べてみたいゲレ食があり、そのゲレ食を扱うレストランが長坂ゴンドラを登った所にあるので、一旦ゴンドラで上ノ平エリアへ上がります。

 



外観

長坂ゴンドラに乗って上ノ平エリアへ。ゴンドラ駅から徒歩すぐ、ゴンドラ駅の隣にある2階建ての建物がレストランになっています。

今回はこちらの建物の2階にあるレストラン、「レストハウス やまびこ」でランチにします。

こちらの木の扉から中に入ると、すぐ目の前が2階へと続く階段になっています。

 



メニュー

階段の手前にメニュー表が設置されています。

階段の踊り場に「第1回信州チャンピオンメニュー決定戦 ゲレ食バトル2013」と書かれた幟が。長野県内のスキー場のゲレンデ食堂の人気メニューを決める2013年から毎年開催している企画で、初代チャンピオンメニューがこちらの「野沢菜ビーフステーキライス」。実はこれが筆者の食べてみたかったゲレ食なのです。※メニュー表には野沢菜ガーリックステーキライスとなっています。

メニュー表。ほとんどのフードメニューは1000円オーバーで、ザ・ゲレ食という価格帯。昔のゲレ食はもうちょい安かったと思うが、これも時代の流れかとつくづく残念に思う…。メニューの一番先頭、一番写真がデカデカと写っているのがチャンピオンメニューの野沢菜ガーリックステーキライス(1600円)。推してる感出ています。ボルガライスも気になるところ。

こちらはドリンクメニュー。

スキー場のような観光地料金を取る所でワインのフルボトルが2800円て、これはめちゃくちゃ良心的価格。さらに珍しいクラフトチューハイなんかも。体力の限界を迎えたり、心が折れたりして滑るのを諦めた人はこちらでワインパーティーを開催してもよろしいかと(笑)

壁には写真付きのメニューがずらり。どんな感じに出来上がるのかがわかりやすくていいですね。

過去のゲレ食バトルの表彰状が額縁に入れて飾ってあります。ちなみに2017-2018シーズンでは照り焼きチキンの野沢菜ピザが2位に選出されています。

 



内観

レストラン内はかなり広々としており、テーブル席が沢山。思ってた以上にキャパは大き目。

窓際にはカウンター席なんかも。景色を見ながらランチができそうです。

こちらが注文コーナー。麺類・ステーキ・カレーなど、食事によって注文する所がジャンル分けされており、食べたい商品の窓口に行って注文し、料理を受け取ります。その後、奥にあるレジカウンターで支払いをするというシステム。

ステーキの食べたい筆者はステーキのコーナーへ行き、野沢菜ガーリックステーキライス(1600円)を注文。

ステーキコーナーには大き目の鉄板があり、注文すると赤身の強いステーキ肉を店員さんが慣れた手付きで焼き始めます。

肉を焼いてる間に皿に野沢菜ガーリックライスと野菜を盛り付けておきます。肉の両面を焼いたら鉄板の上でカットしていきます。

 



実食

皿に盛り付け、ステーキの上にソースをかけて、スープを注いだら出来上がり。

めちゃくちゃ美味しそう。彩りも良い感じ。

お好みで和風ドレッシングかフレンチドレッシングをかけられます。

まずはステーキから食べていきます。

醤油ベースで濃いめのオニオンソースとガーリックチップがお肉の上にかかっています。食欲を増進させてくれます。

お肉の厚みは1㎝くらいでしょうか。お肉は全然硬くなく、やわらかくて容易に噛み切れます。焼く前に見たときは赤身の多い肉だったはずですが、食べてみると脂ものっていて美味しい。ソースと野沢菜ライスが最高に合います。ゲレ食と思って甘く見てましたが、これはなかなかのクオリティでビックリしました。

野菜はレタスがメインで、細切りされた紫玉ねぎとにんじんが少々混ざっています。

お肉とサラダの下には野沢菜を混ぜた野沢菜ライスが。思ってたよりも野沢菜がたっぷり入っていて、食べると野沢菜のシャキシャキとした食感が感じられます。ほのかな塩味とバターの味がする洋風な味付け。スプーンで掬うとパラっとしているが、食べるとしっとり感もあります。ステーキのオニオンソースとご飯が絡んで美味しい。

スープはコンソメスープ。クタクタにやわらかくなった玉ねぎと細かく砕いた薫製ハム?の様なお肉と刻んだパセリが入っています。芳ばしくてしっかりコンソメの味が出ています。塩味も丁度良いです。

完食しました。さすがゲレ食バトルの初代チャンピオンメニュー、期待を裏切らない味でした。美味しくてボリュームもあり本格的。今まで食べてきたゲレ食の中でもかなりハイクオリティなメニューでした。

食べ終わったお盆や食器類はこちらの返却カートへ。

お腹が満たされたんで午後からもガッツリ滑ります。野沢温泉スキー場の名物コースの一つ、スカイラインコースを滑走。天気が良ければ景色が最高なんですが、残念ながら曇り。それでも相変わらず滑り応えのある良いコースでした。

ひととおりガッツリ滑った後は駐車場近くにある温泉やプール・レストランなどのある施設、野沢温泉スパリーナで入浴。温泉で冷えた体を温めて岐路に着きました。

 



まとめ

長野県は野沢温泉スキー場にやってきました。野沢温泉スキー場は1998年の長野オリンピックではバイアスロン競技の会場になったスキー場です。

昨季(20-21シーズン)、長坂ゴンドラリフトがリニューアル。ガラス張りの10人乗りゴンドラは速い・広い・安定感抜群の超快適仕様に。山麓の長坂駅から上部のやまびこ駅までを約8分程で結ぶようになりました。

上部のやまびこエリアは特に雪質が良く、リフト下などのコース外を滑ることのできる自己責任特別エリアがあります。山頂から自己責任エリアを滑走しましたが、サラサラ・パフパフの非常に軽いパウダースノーで、滑っていたら膝まで埋まるほどの膝パウ具合。降雪後はパウダー好きにはたまらないエリアです。

その他にも山頂から麓まで10km滑れるロングコースや、スカイラインコースといった景色の良い名物コースなど、多彩なコースを要しています。色んな楽しみ方のできるBIGゲレンデです。

本日のランチは長坂ゴンドラ上ノ平駅からすぐの「レストハウス やまびこ」へ。長野県内のスキー場の人気メニューを決める「信州チャンピオンメニュー決定戦 ゲレ食バトル」。2013年の初代チャンピオンメニューがこちらの「野沢菜ガーリックステーキライス(1600円)」。野沢菜ライスの上にサラダと鉄板で焼きあげたステーキが盛り付けられた品で、コンソメスープ付き。

ステーキの上には醤油ベースで濃いめのオニオンソースとガーリックチップがかかっています。これが食欲を増進させてくれます。お肉の厚みは1㎝くらい。ステーキの肉は赤身肉ですが、お肉は全然硬くなく、やわらかくて容易に噛み切れます。脂ものっていて美味しい。野沢菜ライスは野沢菜がたっぷり入っていて、食べるとシャキシャキとした食感が感じられます。ほのかな塩味とバターの味がする洋風な味付け。ステーキソース・ご飯・お肉・野菜が一体となって非常に美味しい。美味しくてボリュームもあり本格的。今まで食べてきたゲレ食の中でもかなりハイクオリティなメニューでした。

 



店舗情報・外部リンク

店舗情報

レストハウス やまびこ

住所:長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8366 旧やまびこ駅2階

TEL:0269-85-3523

営業期間:スキー場営業日に準ずる

営業時間:10:00~15:00

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