【奥志賀高原スキー場】ゲレ食のクオリティとは思えない!「レストラン サンクリストフ」の焼きチーズカレーと焼きたてパンは、美味しさ感動レベル

スキー場

ゲレンデリポート(志賀高原焼額山スキー場)

2023.2.25(土)、もうじき春スキーシーズンに突入するであろうこの時期。より良い雪を求めて約10年ぶりに長野県は志賀高原焼額山スキー場へやってきました。

前日まで気温が高めで降雪がありませんでしたが、この日はなかなかの冷え込み。軽くてサラサラのドライパウダーが降り続く天気でした。

この日は土曜日でしたが、そこまで混雑は感じず。山頂へ続く焼額山第2ゴンドラは10分待ちくらいの行列でしたが、第1ゴンドラはほとんど待ち時間なく乗れるほど空いていました。

上に行くにつれて霧氷状態になる木々。美しく神秘的な雰囲気に。

ゴンドラを登った先にこんなのが用意されていたので、お約束のようにパシャリ(笑)

気温は山麓で-7℃、山頂で-10℃ほど。けっこうな冷え込みです。

毎回プリンスホテル系列のスキー場に来て思うのが、プリンス系列のスキー場は圧雪がしっかりしていて、圧雪バーンが非常に滑りやすくて気持ちが良いということ。この日のバーンも、いとも簡単にエッジが立って上手くなったような錯覚に陥る勘違いバーン。カービングターンが面白いほどギュンギュンにできてしまいました♪

パウダーを求めて、非圧雪でパウダーが楽しめるYAKEBI WALL(ヤケビウォール)という上級者コースに来ましたが、コンデションは残念ながらガリガリのボコボコ。コース端の端パウも喰われてるし、太ももがパンパンになるような苦行モードでした。

そこそこ滑った後は、焼額山と隣接する奥志賀高原へ移動。奥志賀高原は志賀高原の一番奥に位置するスキー場で、天皇陛下や愛子様が訪れる皇室御用達のスキー場です。

 



外観

奥志賀高原の山頂から山麓のゴンドラ乗り場まで滑り降りてきました。このタイミングでランチにしようということになったので、ゴンドラ乗り場周辺でランチができる所を探す。

すると、ちょうどゴンドラ乗り場の隣にレストランらしき建物があったので、行ってみることに。

建物の外壁には「Restaurant St.Christoph」と言う文字が。なんという名称なのかはよくわかりませんが、レストランなのは間違いないので、ここでランチをすることに。

どうやら「レストラン サンクリストフ」という名前のレストランみたいです。なかなか読みづらいし言いづらいw

レストラン内には石井スポーツ奥志賀店も入居しているみたいです。

 



内観

店中に入ってすぐ目に飛び込んできたのが、ガラスのケース内に飾られている年季の入ったスキーの数々。

その横には年季の入った写真や、オリンピックの時の記念品らしきものなどがズラリと展示。

その先にショップもあります。

そして、年季の入った薪ストーブも設置。残念ながら筆者が来た時は使用されてなかったです。

店内は4名がけテーブル席がメイン。大きなガラス窓から陽の光が差し込んで明るい雰囲気の店内。

奥には4名がけのベンチタイプの席も設置。時刻は11:30頃と、早めに来たにも関わらず店内は満席状態。さすが週末だけあってなかなかの混み具合。一緒に来た友人達と手分けして席を確保しました。

天井が高くて非常に開放感があります。天井にプロペラのシーリンファンが設置されています。

レストランは、スキー場のレストランでよく見かけるセルフサービス的なシステム。

お箸・フォーク・スプーン類はこちらからご自由に。

調味料は醤油・コショウ・塩・七味唐辛子があります。

レストランの端っこには下膳コーナーがあるので、食べ終わったらこちらへ片付けましょう。

 



メニュー

お盆を持ってレストランの注文カウンターへ。食事によって注文する所がジャンル分けされており、食べたい商品の写真がある窓口に行って注文し、料理を受け取ります。その後、奥にあるレジカウンターで支払いをするというシステム。

1番手前側はしょう油ラーメンと山菜うどん。

次がチャーシュー麺に担々麺。以上が麺コーナーとなります。

その隣からはご飯系にシフト。カルビクッパ・もつ煮定食・チキンソースカツ丼。

定食系の味噌汁は、セルフで機械から注ぐシステム。

その隣が豚ごぼう丼・スタミナジャージャー丼・焼きチーズカレー。

最後はカレーコーナー。プレーンカレー・牛肉ゴロゴロビーフカレー・チキンカツカレーなどが。以上がレストランのメインメニュー。

筆者は1番高くて美味しそうな焼きチーズカレー(1800円)を注文しました。

焼きチーズカレーは提供まで5分程時間を要するとのことで、しばし待つ。

カレーコーナー横にはご自由にどうぞ的な感じで、大量の福神漬けと紅生姜が。

ここからはドリンクや軽食などが並んでいます。ホットコーヒーがセルフサービスで。

コーヒー横にはちょっとしたお菓子、パウンドケーキが数種類。

そして紅茶に、ホットチョコなんていうシャレた物まであります。

そして注文カウンターの後ろには、焼きたてのパンが沢山並べられていました。ホテルのビュッフェを彷彿とさせる雰囲気。アップルパイがこれまた美味しそう。値段は1個200円~600円程と、パンの種類によって幅があります。

焼カレーパンやミニアップルクラウンなんかもあって、どれも美味しそう。7種類ものパンが並べられてて、どれにしようか迷ってしまいます。とりあえず焼きチーズカレーを注文してしまったので、カレーを食べてみてお腹に余裕がありそうならパンをいただこうと思います。

スキー場のHPには「土日10:00頃には焼き立てパンがいただけます。」との記載があったので、パンが食べられるのは土日だけなんでしょうか?

しっかりトースターも完備。熱々のパンが食べられそうですね。

ここからはドリンクの方を見ていきましょう。レジカウンター横にはアサヒスーパードライのサーバーと、ワインの樽があります。生ビールも赤・白のグラスワインも500円で飲むことが可能。スキー場で生ビールがワンコインで飲めるとか、なかなか良い意味で珍しい。

生ビールは、カップを置いてボタンを押すと自動的に注いでくれるやつです。

缶ビールも自販機で販売していました。アサヒスーパードライの350ml缶と500ml缶の2種類。

焼きたてパンのテーブルの後ろには大きな冷蔵庫があり、中には志賀高原ビールという地ビールが陳列。瓶詰された地ビールは、ラベルがカラフルで色とりどり。日本酒は600円で、志賀高原ビールはどれも650円。

冷蔵庫にはビールの種類や特徴が一覧で記載されたPOPが貼り付けられています。こう見るとなかなかの種類があり、ビール好きを悩ませてくれます。せっかく志賀高原に来た記念に、どれか一杯いただくとしましょう。

その隣の冷蔵庫には、ノンアルコールビールや缶チューハイ、ソフトドリンクなどが陳列。

さらにその隣には、専用の冷蔵庫に入った瓶のコカコーラやボトルワインもあります。ボトルワインはALL2000円で、ゲレンデ価格とは思えない良心的な価格。

最後にデザート系を紹介。コーラやボトルワインの冷蔵庫横には、ケーキ類の入った冷蔵庫が。値段はALL500円。見た感じ、どれも本格的で美味しそう。

パンコーナー横にはアイスクリームの冷蔵庫が。扱っているアイスクリームは新幹線の車内販売でもお馴染み、スジャータのアイスクリーム。

以上、一通りこちらのレストランで扱っている商品を説明しました。注文から5分程待って出来上がった焼きチーズカレーと、志賀高原ビールをレジで購入。ちなみに支払いは現金以外に、クレジット・電子マネー・交通系IC・QRコード決済など、幅広く利用できます。

 



実食

さあ、席に付いて焼きチーズカレー(1800円)と志賀高原ビール(650円)を味わいたいと思います。

まずは志賀高原ビールから。志賀高原のロゴマークが描かれた「TAKE ME SKIING IPA」という種類のビール。

ラベル裏を見ると、地元にある玉村本店という所が製造している地ビールのよう。

肝心の味はというと、苦味はしっかりあるが、ホップの華やかな香りやフルーティーな風味が凄い。飲んだ後に苦味が口に残るが、後味はスッキリ。なかなか個性的ではあるが美味しいビールです。

地ビールで喉を潤した後は、メインの焼きチーズカレーを。

提供後すぐは、カレールーの部分がグツグツと音を立てていて出来立てホヤホヤの熱々状態。熱々なので火傷注意です。さらに、チーズの焦げた芳ばしい香りが漂ってきて食欲をそそる。

チーズとルーは、両方共ドロっとしていてご飯とよく絡む。ルーはコク旨でマイルドな欧風カレー。辛さは少々あるが、あまり後に残らない辛さ加減。チーズを食べると、焦げたチーズの芳ばしい香りが鼻に抜ける。チーズ自体もコクがあってマイルドなので、ルーとチーズがしっかり絡むと、超コク旨マイルドカレーに。これは本格的でめちゃくちゃ美味しい。

カレーを食べていると、ゴロッとした大きめのブロック肉が中から姿を現しました。お肉は牛肉で、3切れほどカレーの中に入っていました。食べてみると、しっかり煮込まれているのか、やわらかくてビックリ。脂がしっかりのってるが、脂自体が上品でクドさを感じない。カレーだけではなく、肉までめちゃくちゃ美味しい。

あまりの美味しさに、あっという間にペロリと完食。これはなかなか本格的で、ゲレ食とは思えないほどの美味しさです。

焼きチーズカレーを食べ終えましたが、まだお腹に余裕があったのでパンを食べようとパンコーナーへ。リンゴの産地である長野県ということもあり、アップルパイが気になっていたのですが、まさかの品切れ(泣)何種類か品切れになっているパンがあったので、残ってるパンで一番食べたかった焼カレーパン(300円)を追加で購入。どんだけカレー好きやねんって感じですよねww

一般的なカレーパンは油で揚げていますが、このカレーパンは揚げておらず、上からカレールーがはみ出していて、形も一般的なカレーパンとは全然違います。

かぶりついてみると、外の生地はサクッとして軽い食感で、中の生地はやわらかくてしっとり&ふっくら。想像していたよりも柔らかすぎてビビる。やわらかいのに、噛んだ時に生地はペシャンコに潰れず、そのままの形をキープ。中のカレーは、辛さはほとんどなくてマイルドで、ほのかにバターの様なコクを感じる。外の生地にもバターの香りがほんのり。軽くて美味しいので、こちらもあっという間にペロリ。パンまで良い意味でゲレ食とは思えないくらいのクオリティで、ちょっと感動してしまいました。

 



ゲレンデリポート(奥志賀高原スキー場)

ハイクオリティなランチを食べ終え大満足。栄養補給もバッチリなので、昼からは奥志賀高原でガッツリ滑りたいと思います。ゴンドラに乗ってゲレンデ上部へ。

ゲレンデ上部もサラサラのパウダースノーが降りしきり、歩いてみると片栗粉のようにキュッキュとした足音が。焼額山もこういう顔出しのパネルありましたね、この界隈で流行ってるんでしょうか?

こんな和風のパネルも設置されていました。スマホを設置するスタンドがあったので、ちょいちょい記念撮影する人達の姿が。

メインコースの1つ、ダウンヒルコースですが、土曜日というのにガラガラ。人も少なくて、圧雪バーンもピシッと整備されててめちゃくちゃ気持ち良く滑れました。

ダウンヒルコースの途中から分岐する非圧雪の上級者コース、熊落としコースはガリガリのボコボコ状態。なので、コース隣の林の中に逃げてツリーランしてみましたが、こちらもシャリシャリ&ボコボコバーンの上に薄っすらパウダーが乗ってる程度で、非常に難易度高め。なかなかの苦行モードでした。

ゴンドラとは反対側のメインコース、エキスパートコースもガラガラ。週末なのに大丈夫かなと心配になるほど。

エキスパートコース横のツリーランは、場所によってはそんなに食われてないのでまだマシでした。

1日で焼額も奥志賀もたっぷり滑ることができました。パウダーはそんなに残ってなくて残念でしたが、圧雪バーンは最高に気持ちよく滑れてめちゃくちゃ楽しかったし、ランチも非常に美味しかったので、かなり充実した1日になりました♪

 



まとめ

長野県は志賀高原焼額山スキー場と、奥志賀高原スキー場へやってきました。なかなかの冷え込みで、軽くてサラサラのドライパウダーが降り続く天気。前日からの降雪がないので非圧雪コースはガリガリ&ボコボコ、ツリーランも同じであまりパウダーには恵まれなかったが、圧雪バーンはいとも簡単にエッジが立って非常に滑りやすくて気持ちが良かった。

本日のランチは、奥志賀高原のゴンドラ乗り場横にある「レストラン サンクリストフ」で。焼きチーズカレー(1800円)・志賀高原ビール(650円)・焼カレーパン(300円)を注文。

「TAKE ME SKIING IPA」という種類の志賀高原ビールは、苦味はしっかりあるが、ホップの華やかな香りやフルーティーな風味が凄い。飲んだ後に苦味が口に残るが、後味はスッキリ。個性的ではあるが美味しいビール。

焼きチーズカレーは、チーズとルーが共にドロっとしていてご飯とよく絡む。コク旨でマイルドな欧風カレーで、あまり後に残らない辛さ加減。焦げたチーズが芳ばしく、ルーとチーズがしっかり絡むと、超コク旨マイルドカレーに。中に入ってあるゴロッとした大きめの牛肉は、しっかり煮込まれてて驚くほどやわらかい。脂がしっかりのってるが、脂自体が上品でクドさを感じない。超本格的でカレーだけではなく、肉までめちゃくちゃ美味しい。

焼きたての焼カレーパンは、外はサクッと、中はしっとり&ふっくら。やわらかいのに噛んだ時に生地はペシャンコに潰れず、そのままの形をキープ。中のカレーは、辛さはほとんどなくてマイルドで、ほのかにバターの様なコクを感じる。外の生地にもバターの香りがほんのり。パンまで良い意味でゲレ食とは思えないくらいのクオリティの高さで、焼きチーズカレー共々感動ものの美味しさ。

1日で焼額も奥志賀もたっぷり滑ることができました。最高に気持ちよく滑れてめちゃくちゃ楽しかったし、ランチも非常に美味しかったので、かなり充実した1日になりました♪

 



店舗情報・外部リンク

店舗情報

レストラン サンクリストフ

TEL:0269-34-2551

住所:長野県下高井郡山ノ内町 奥志賀高原 スポーツハイム奥志賀

営業時間

9:00~16:00

定休日:年中無休

レストラン|志賀高原 SHIGA KOGEN MOUNTAIN RESORT
「志賀高原 SHIGA KOGEN MOUNTAIN RESORT」は長野県の志賀高原にある全18か所のスキー場と51基のゴンドラ・リフトの運行状況をご案内しています。シーズン中は毎日最新の情報を更新・公開。
レストラン サンクリストフ(野沢温泉/丼もの) - Retty
こちらは『レストラン サンクリストフ(野沢温泉/丼もの)』のお店ページです。実名でのオススメが6件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!
サンクリストフ (山ノ内町その他/ヨーロッパ料理)
★★★☆☆3.04
奥志賀高原スキー場   -Okushiga kogen- | Yamanochi-machi Shimotakai-gun Nagano
奥志賀高原スキー場   -Okushiga kogen-、長野県 下高井郡 - 「いいね!」6,201件 · 1,575人が話題にしています · 14,394人がチェックインしました - スキー場
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