外観
JR中央線中野駅北口にそびえ立つ中野のシンボル的存在、中野サンプラザ。ボウリング場・ジム・レストラン・ホテル・結婚式場・コンサートホールなどを有する複合施設です。
ちなみに、爆風スランプのサンプラザ中野くんの芸名はこのサンプラザから取っているんだそうな。
本日はサンプラザ内にあるレストランでディナーをするためやってきました。筆者は散々中野で飲み歩いてるのにサンプラザはお初。どんなもんか非常に楽しみです♪
正面入口から中へ。さすが築約50年経つ建物、なかなか年季が入っています。サンプラザも老朽化によって2024年に解体が決まり、新しい商業ビルに生まれ変わるんだとか。なんだか寂しいですね。
正面入口から中に入り、直進して突き当りを右へ。するとレストランの案内が。
エレベーターに乗り20階へ。
エレベーターを降りると目の前がレストランになっています。
店の前にはメニュー表が。
内観
店の中に入ると、店が左右2つに分かれしています。
左側がフレンチの「レストラン 121ダイニング」。右が和食の「日本料理 なかの」。
本日はこちらの121ダイニングでフレンチのディナーコースを予約しているので、入口で店員さんに案内され左側へ。
席は全席テーブル席。絨毯が敷かれてガラス張りになっており、なかなか良い雰囲気。
壁側(北側)の席の様子。
窓側(南側)の席の様子。窓から景色が一望できます。
景色・夜景
窓からは中野駅や、東京都庁など新宿のビル群が一望。
下を見ると、中野駅の再開発の様子や電車が走っているところなどを見ることができます。電車好きにはたまらないでしょうな。
中野駅から新宿方面へ向かって伸びている中央線の線路の様子。ちょうど特急あずさが走っていました。
霞んでて分かりづらいですが、遥か南の方には横浜ランドマークタワーまで見えます。
夜にはこんな綺麗な夜景が。
この景色、プライスレス。
メニュー
本日のディナーはManhattanコースという1人8000円(税込み)のフレンチコース。
肉に魚にデザートに、全9品のフルコースとなっています。
こちらからドリンクメニューを順番に紹介。
まずはスパーリング・赤・白のグラスワインメニュー。
ビールやサワーやノンアルなどのお馴染みのドリンクメニュー。
白ワインのボトルメニュー。基本的にフルですが、物によってはハーフボトルもあり。
こちらは赤ワインのボトルメニュー。
食前酒・シャンパン・スパーリング・ロゼなど。
焼酎は全てグラスかボトルか選べます。
日本酒もなかなかの品揃え。
以上、ドリンクメニューはなかなか豊富です。
実飲(ドリンク)
ドリンクですが、まずは生ビールのキリン一番搾り(730円)。
サーバーの管理をしっかりしているのか、泡もクリーミーで美味しい。
スパーリングワインのポールスター(610円)。
フルーティーで甘さもあり、非常に飲みやすい。
フランス産の赤ワイン、ムートン・カデのグラス(1090円)。
フルボディらしい渋みや重厚さがあるものの、後味はスッキリめで飲みやすい。
夜景と赤ワイン、なんか様になりますね。
実食(食事)
ファーストドリンクを飲んでいると、早速1品目が運ばれてきました。
1品目はアミューズ。
上はコンソメ風のジュレになっていて、その下には蟹味噌の様な味のするムースが。濃厚ながらスッキリとした後味。
あまりフレンチに詳しくなくて、アミューズってなんぞやと思ったんで調べてみたところ、フランス料理で「おもてなし」や「空腹を和らげてください」という気持ちを込めて出される小品料理のことだそうです。
2品目は本日のオードブル盛り合わせ。
魚介のマリネ・生ハムと鴨肉とキノコの酢漬け・スモークサーモンの3品盛り。
魚介のマリネはやわらかいホタテとイカ、オリーブにラディッシュ、プリプリのエビが盛り付けられています。
生ハムカモ肉とキノコ酢漬け。鴨肉はやわらか、芳ばしくて味濃厚。添えられたキノコとジャガイモはジェノベーゼの様にバジルの香りして風味が良い。生ハムは塩味強すぎず味が濃厚。
スモークサーモン。やわらかくてねっとりした食感で脂はスッキリ。
3品目、ホタテ貝柱のベーコン巻きベビーリーフ添え。
ホタテがベビーリーフで覆い隠されています。
ホタテはプリっと、ベーコンやわらかくて芳ばしい。玉ねぎ・きゅうりトマトを細かく刻んだマリネのようなソースが上にのっていて、酸味が効いてサッパリ。
メニューには載っていないが、パンも登場。硬めの皮はバリバリ系で弾力あり。全粒粉系のパンっぽいです。ちなみにパンはおかわり可能。
4品目、オニオンスープクルトン添え。
スープはけっこう熱々。スライス玉ねぎがたっぷりで、やわらかくてしんなりながらも噛んだらシャキシャキ感も。そしてあっさりとしたスープながら玉ねぎの味が濃厚。カリカリのバケットをスープに浸してひたパンでいただきます。
5品目は魚料理で、ⓐ本日の鮮魚香草パン粉焼きエキゾチックソース、ⓑ本日の鮮魚と天使海老のフィルム包みブイヤベース風、のどちらかから選択できます。
筆者はaの香草パン粉焼きにしました。
魚はホクホクでやわらかくてしっとり。カレー風味のソースがかかっていて、その上には粗めのパン粉まぶしてあってサクッと食感。添えられてるスナップエンドウはシャキシャキでほのかな甘味あり。にんじんもほんのり甘くて歯応えあり。かぶは素材の味がしっかり。エビはプリプリで味が濃厚。
ちなみにbの鮮魚と天使海老のフィルム包みブイヤベース風はこんな感じ。
食べた人の感想を聞くと、スープに鱈の出汁が出て美味かった。味はあっさり、鱈はしっとりやわらか。鱈の他にエビ、里芋、人参、えんどう豆、かぶなどが入っています。
6品目はさっぱりとしたお口直しのレモンシャーベットですが、写真撮り忘れました。
7品目が国産牛ロース肉のポワレ トリュフソース。
厚さ3センチほどの肉が4切れ。野菜はカリフラワー、そら豆、サツマイモ、竹の子、菜の花、ラディッシュが添えられています。
お肉ですが、厚さはあるがやわらかくて脂もしっかり。肉の表面はほんのり塩味が効いており、ソースはコクがあって濃厚。
8品目はデザート盛り合わせ。
苺のシャーベットは冷たくてシャリシャリ。苺の味が濃厚ながら後味さっぱり。
ホワイトチョコムースは口当たり滑らか。濃厚だが後味スッキリ。ブルーベリーソースが少しかかっています。
いちごのマカロンは外はサックリで甘さ控えめ。
フルーツ盛り合わせはいちご・キウイ・パイナップルが。
最後の9品目は食後のコーヒーか紅茶。
濃厚でコクのあるコーヒー。なんかほっとします。
けっこうな品数があったのでお腹いっぱいになりました♪
まとめ
中野駅北口にそびえ立つ中野のシンボル的存在、中野サンプラザ。老朽化によって2024年に解体が決まり、新しい商業ビルに生まれ変わります。
サンプラザ20階にあるフレンチレストラン「レストラン 121ダイニング」で1人8000円のManhattanコースのディナーを。
一面ガラス張りの店内の窓からは中野駅や、東京都庁など新宿のビル群が一望。さらに遠くには横浜ランドマークタワーまで。景色が良く、夜景も非常に綺麗です。
ドリンクメニューは幅広く、特にワインの品揃えが豊富です。
コース料理はアミューズ・オードブル盛り合わせ・ホタテ貝柱のベーコン巻きベビーリーフ添え・オニオンスープクルトン添え・本日の鮮魚香草パン粉焼きエキゾチックソースorは本日の鮮魚と天使海老のフィルム包みブイヤベース風・レモンシャーベット・国産牛ロース肉のポワレ トリュフソース・デザート盛り合わせ・コーヒーor紅茶、の9品にパン食べ放題が付いてきます。品数豊富でお腹いっぱいになりました。
夜景も綺麗なしっかりとしたレストランで、コース料理も充実していて美味しい。それなのにそこまでお高くなくて、良い意味で敷居の高さは感じず。なかなか良いお店でした。サンプラザが解体される前に来れて記念にもなって良かったです♪
店舗情報・外部リンク
店舗情報
レストラン 121ダイニング
TEL:03-3388-1150
住所:東京都中野区中野4-1-1 中野サンプラザ20階
アクセス:JR中央線・東京メトロ東西線 中野駅から徒歩3分
営業時間
【ランチ】11:30~15:00(L.O.14:30)
【ディナー】17:00~21:30(L.O.20:30)
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