まんだらけの総本山であり、中野でオタクの聖地とも呼ばれる中野ブロードウェイ。
オタクも熱いが、個人的にブロードウェイはグルメも熱い!
外観
オタク系の店舗と飲食店が混在する2階エリア。その中でも知る人ぞ知る名店、麦とろの店「丸子亭(まりこてい)」。
店頭の看板には「名物とろろ」、「ここが麦とろ」と書かれた看板が。
なかなかの主張の強さ。
看板上にある丸子定食のサンプル。
見た目からして美味しそうで、且つ健康に良さそうな定食。
内観
店内はテーブル席が1つとカウンター席が6席ほどの狭めの造り。
客層は若い女性客やカップルが多めです。
メニュー
こちらは店頭に貼られているメニュー。
全てのメニューにとろろが。
写真付きの店頭メニュー。
写真付きなんでどんな感じかわかりやすくて良いですね。定食も丼も量が多いし美味しそう。
定食ですが、麦とろごはんセットの丸子、まぐろのづけが付いた駿河、静岡名物の黒はんぺんが付いた清水と、静岡の地名や名物が至る所に。
かなり麦とろと静岡推しの店ですね。とりあえず麦とろごはんのセット、丸子(1480円)を注文しました。
単品メニューがあり、静岡名物の黒はんぺんが。
お酒は静岡の地酒もあるみたいで、静岡名物を色々楽しめそうです。
実食
注文してものの数分、割とすぐに運ばれてきました。
丸子定食(1480円)※税込
とろろ・ねぎ・ひじき・たくあん・けんちん汁・ほうじ茶、茶碗は空なんですが、ご飯は写真上のおひつに入っています。
おひつを開けると中には麦ごはんが。
けっこう量が多いです。
とろろも大き目の器にいっぱい入っています。
これは美味しそうだ。
見てください!この自然薯の粘り気!
トロトロを通り越してドロドロな粘稠具合。普通の山芋とろろの粘り気とは訳が違います。
おひつの麦ごはんを茶碗によそい、自然薯とろろをぶっかけて食べる準備完了!
彩りが綺麗で、見るからに健康的な定食です。
自然薯の麦とろごはんにねぎを振りかけいただきます。
とろろは凄い粘り気でドロドロ。ごはんに凄く絡み合います。
麦ごはんも粘り気が強く、独特の弾力もあります。
とろろ自体に何かしらの調味料を入れているのか、ほんのり塩味が感じられます。追加で調味料を入れる必要がありません。
麦とろごはんはドゥルドゥルで、旨味が強くて美味しい。ガツガツと無心でかきこんで食べ進め、あっという間にお茶碗1杯ペロリ。
麦ごはんもとろろも思ったより量が多く、お茶碗約3杯分ほどありました。
こちらはけんちん汁。汁は透明度が高くて透き通っています。
具材は大根、にんじん、里芋、椎茸、ゴボウ、鶏肉、ねぎ、と具沢山。
しっかりと出汁が出ていてあっさりした汁がめっちゃ美味しい。具材もよく出汁がしゅんでて(染み込んでて)やわらかい。
非常に優しい味わいのけんちん汁です。
ひじき・たくあんと、麦とろごはんにかけるねぎ。
こちらのひじきも優しさに溢れた一品。
程よく弾力があり、あっさりした出汁がよく利いています。
ひじき自体の旨味と出汁の旨味が合わさってなかなかの美味しさ。
まとめ
中野ブロードウェイ2階にある静岡グルメやお酒も楽しめる、自然薯を使ったとろろごはんのお店です。
店のキャパは小さく、席はほぼカウンターのみなので少人数での利用を推奨します。
定食や丼などのメインメニューはどれも1000円以上ですが、自然薯がたっぷり入っており、クオリティを考えると妥当な値段ではないでしょうか。
麦とろごはん定食の丸子は、麦とろごはん・けんちん汁・ひじきなどが付いた間違いなく体に優しい健康的な定食。
自然薯のとろろは粘り気が凄くご飯によく絡み合います。ほんのり塩味が利いて旨味があります。麦ごはんも粘り気が強く、特有の弾力が楽しめます。見た目より量が多く、麦とろごはんにするとお茶碗3杯分はあります。
けんちん汁は澄まし汁のような透明感ですが、優しい出汁がよく出ていてスッキリして美味しい。野菜などの具材もたくさん入っています。ひじきも食感が良く、あっさりめの出汁と絡んで美味しいです。
店舗情報・外部リンク
店舗情報
丸子亭(まりこてい)
TEL:03-3388-3067
住所:東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 2F
アクセス:JR中央線・東京メトロ東西線 中野駅から徒歩5分
営業時間
11:30〜15:00(L.O) 売り切れ次第終了
定休日:火曜日、第3水曜日
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