中央線って、吉祥寺がけっこう人気の街で、吉祥寺のお店なんかがTVやSNSに出て有名になったりしますが、ここ最近の筆者の推しは吉祥寺駅の隣にある三鷹駅界隈。
三鷹って、知る人ぞ知る名店が多い穴場的なイメージがあって、開拓のしがいがあるエリアだと個人的に思います。そして、吉祥寺ほど人が多くないのが良い。
三鷹界隈のお店を調べてて気になった店があったので、今日はそちらでランチをしようと三鷹駅北口を出て北へ。横河電機の本社前にある井の頭通りを吉祥寺方面へ進む。
外観
横河電機を通り過ぎてすぐ、井の頭通り沿いにお目当てのお店が見えてきました。やや年季の入ったマンションの1階に、植物のツタが伸びた隠れ家感のある佇まい。
お店の名前は「ブルーバード」。カレーとコーヒーのお店だそうな。
店の前には美味しそうなカレーが描かれたメニュー看板が設置。
内観
店内はカウンター席とソファタイプのテーブル席に分かれています。カウンター席の目の前がオープンキッチンになっています。カウンター席は見た感じ8席程で、4人がけのテーブル席が3組。
卓上にはセルフのお冷の他に、あまりお目にかかったことのない珍しい調味料が。
この見た目にも辛そうな色合いの、中国語?と英語で書かれたボトルは何なんでしょうか?
調べてみると、シラチャーソースというタイ発祥ながら、アメリカで商品化されて人気が出た、唐辛子やお酢などで作られたソースなんだとか。
そしてこちらも初見の品。英語でゴールデンマウンテンと書かれ、下の方には醤油と書かれた調味料。
裏のラベルを見ると、シーズニングソースと記載。こちらも調べてみると、ゴールデンマウンテンシーズニングソースという物で、大豆を原料として作られたタイの代表的な調味料で、味はたまり醤油に似ているとのこと。
メニュー
ではメニューを見ていきます。カレー屋さんということもあり、ガパオ炒めライス以外は基本的にメインのフードはカレーのみ。チキンカレー・グリーンカレー・ドライカレー・ビーフカレーがあって、目玉焼きやチーズなどをお好みでトッピングできます。全てのメニューにサラダが付いてくるようです。また、子供用にキッズカレーもあります。
裏面はドリンクとデザートメニュー。セット価格だと多少お得になるようです。
ほぼカレー・ドリンク・デザートという、シンプルなメニュー構成になっています。
実食
筆者が今回注文したのはこちら。店先に設置してあった看板を見て食べたくなった、ドライカレー(1000円)にチーズ(100円)と目玉焼(50円)をトッピング。
嬉しいことに、カレーを注文するとサラダだけではなく、ピクルスや福神漬けも付いてくるようです。
まずはメインの目玉焼きとチーズをトッピングしたキーマカレーから食べていきます。
真ん中に大きな目玉焼きが乗っかっていて、その下には目玉焼きからはみ出すほどのチーズが。見た目からして絶対美味しいやつ。
横から見た写真。下から白米、カレー、チーズ、目玉焼きの順に盛られています。
まずはカレーだけそのまま食べてみます。ねっとりとしたルーはひき肉たっぷり。濃厚でコクがあり、辛さは控えめなマイルドカレー。米はやや硬めの炊き加減。美味しいし、辛さも控えめなんで万人受けしそうな気がします。
目玉焼きをめくってみると、ルーがほとんど隠れてしまうほどチーズがたっぷり。白系とオレンジ系のチーズ2種類を使用しているようで、オレンジ色のはチェダーチーズでしょうか。
お皿の端には、焼いたじゃがいも3切れが添えられています。焦げめはややカリッとしていますが、やわらかくてしっとりした食感。
目玉焼きを元の位置に戻して黄身を崩してみると、御覧のとおりの半熟具合。黄身がトロっとしていて絶妙な焼き加減で、しっかりご飯に絡みます。
目玉焼きとチーズの両方を絡めて食べてみます。チーズはかなりたっぷり入っていて、しかっり糸を引いて伸びます。濃いめの味のカレールーに玉子とチーズが混ざり合い、よりマイルドになりましたが、濃厚でコク旨。玉子とチーズのおかげで食べ応えもアップ。めちゃくちゃ美味しいです。スプーンが止まらなくなるほどパクパクと食べ進めていきました。
カレーに夢中になってしまいましたが、サラダの存在を忘れてはいけません。千切りキャベツ・コーン・細切りハム・かいわれ大根・すりおろしにんじんの様な物が入ったサラダ。シャキシャキ食感で、和風っぽいあっさりめのドレッシングがかかっており、すりおろしにんじんの辛味も若干感じる。
ガラスの容器に入れられた、福神漬けやピクルスもしっかり味わってみましょう。
ピクルスは容器にたっぷり入っています。白・赤・緑・黄色と、彩りも鮮やかで手作り感満載。
茶色タイプの福神漬けは、シャキシャキでしっかり味がしゅんでる。
ピクルスは、黄色と赤のパプリカ・キャベツ・きゅうり・ブロッコリー・大根・にんじん・玉ねぎが入っており、具材の種類が豊富。シャキシャキ食感で酸味は控えめで甘味がやや強く、優しい味わいで食べやすい。しっかり味もしゅんでます。
まだ忘れてはいけない物がありました。卓上にあった初見の調味料達。タイの醤油、ゴールデンマウンテンシーズニングソースを味見してみます。見た目はやや薄めの醤油の様な色合い。口に入れると、独特の塩味が強く、非常にしょっぱさを感じる。日本の醤油と比べ、醤油感やコクなどは薄いかと思いました。
そして見た目にも辛そうなシラチャーソース。ドロッとしていて見た目はほぼケチャップ。舐めてみると、ケチャップとタバスコ混ぜたような味わい。辛味が強くて口の中がヒリヒリします。
上手い具合に味変ができそうな調味料達でした。
いやー、美味かった。ヤミツキになる美味しさのドライカレーでした。そして、ピクルスが丁度良い感じにお口直しになる。なかなかのクオリティの高さでした。今度は是非とも違うカレーも食べてみたいですな。
まとめ
JR中央線三鷹駅北口、横河電機の隣にある隠れ家的カレー屋「BlueBird(ブルーバード)」でランチ。
ガパオライス以外、基本的にメインのフードはカレーのみ。カレーは、チキンカレー・グリーンカレー・ドライカレー・ビーフカレーがあり、目玉焼きやチーズなどをお好みでトッピング可能。カレーを注文すると、サラダ・自家製ピクルス・福神漬けが付いてきます。
数あるカレーの中で筆者が注文したのが、チーズ(100円)と目玉焼(50円)をトッピングしたドライカレー(1000円)。カレーの上に大きな目玉焼きが乗っかっていて、その下には目玉焼きからはみ出すほどチーズがたっぷり。
カレールーはねっとりして、ひき肉がたっぷり。濃厚でコクがあり、辛さは控えめなマイルドカレー。黄身が半熟トロトロの目玉焼きと、たっぷり2種類入ったチーズの両方を絡めて食べてみると、濃いめの味のカレールーに玉子とチーズが混ざり合い、濃厚でコク旨ながら、よりマイルドな味わいに。玉子とチーズのおかげで食べ応えもアップ。スプーンが止まらなくなるほど、ヤミツキになる美味しさ。
種類豊富で、彩り鮮やかな自家製はピクルスは、酸味控えめで優しい甘味がしてお口直しにピッタリ。
卓上には塩味の強いタイの醤油、ゴールデンマウンテンシーズニングソースや、ケチャップとタバスコを混ぜたようなシラチャーソースという辛めのソースもあり、お好みで味変も可能。
カレーもピクルスもなかなかのクオリティの高さ。今度は是非とも違うカレーも食べてみたいです。
店舗情報・外部リンク
店舗情報
BlueBird(ブルーバード)
TEL:0422-52-1277
住所:東京都武蔵野市中町2-16-1 武蔵野サマリヤマンション101
アクセス:JR中央線 三鷹駅から徒歩10分
営業時間
11:00~19:00
定休日:土曜日
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