【石打丸山スキー場】ゲレンデ中腹にある「ウインターハウス 大丸」でスキー場にいながらリーズナブルで本格的な絶品焼肉ランチを

スキー場

早朝6時前、まだ薄暗い東京駅の新幹線ホームに来ております。これから始発の上越新幹線に乗って、新潟県の越後湯沢駅から石打丸山スキー場にスノーボードに行ってまいります。

今回はJR東日本が毎年企画しているJRスキースキーの日帰り新幹線パックを利用。平日で新幹線の自由席を利用するWEB・平日限定のパックであれば、1日リフト券に往復の新幹線チケットがついて9300円という破格のお値段で日帰りスキー・スノボを楽しむことができます。

アクセス

始発の上越新幹線とき301号新潟行き。6:08に東京駅を発車し、7:23に越後湯沢駅に到着します。東京からわずか1時間15分程で新潟県は湯沢町に着いてしまうという早さ。

こちらが上越新幹線のE7系新幹線。昨年までは2階建てのE4系Max新幹線と、E2系新幹線が上越新幹線のメイン車両でしたが、E4系が昨年2021年で引退。そのため、替わりにE7系新幹線が上越新幹線に投入されることになりました。

新幹線に乗ったらあらかじめ購入しておいた駅弁で朝食を。駅弁は鉄道旅の醍醐味の一つです♪この日の駅弁は酢飯の上にまぐろ・いくら・錦糸玉子・刻み海苔などがのった「まぐろいくら弁当」。なかなか朝から贅沢で美味しいお弁当でした。

弁当を食べてうたた寝してたらあっという間に越後湯沢駅に到着。スキーやスノーボードを担いだ人達が一斉に降りて改札へ向かっていきす。

石打丸山スキー場へは駅の東口から無料のシャトルバスが出ているので、改札を出て右側にある東口へ向かいます。

ちなみにこの日は平日にも関わらずけっこうな人が越後湯沢駅で下車。人が多いとバス停に行列ができ、列の後ろになるとバスが満車になって1便のバスに乗れず、時間をロスすることがあるので早足でバス停へ向かいます。

エスカレーターを降りて外に出ると積雪がたっぷり。ここ数年、暖冬の影響で雪不足でしたが、今シーズンは寒波が多くて積雪も豊富。

外に出て左へ進むと公衆トイレとドラッグストアのマツモトキヨシがあり、その前にバス停があります。

ちなみに筆者が並んでからあれよあれよと人がやってきて、かなりの行列になりました。列の半分以降の人は1便のバスに乗れず、そのまま2便バスが来るまで待ちぼうけを喰らってました。

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スキー場レポート(施設)

バスに揺られて10分ほど。石打丸山スキー場の中央口に到着しました。

降車したバス停の目の前にある綺麗な建物が数年前に新しくなったリゾートセンターです。

シンプルながら広くて開放感があって綺麗な造りになっています。リゾートセンター内に入ってすぐ左手にあるのがチケット売り場やインフォメーション。

奥にはレンタルコーナーが。こちらもいちいち綺麗でオシャレです。

レンタルコーナーの向かい、階段の下がショップに。

チケット売り場とレンタルコーナーの間にはこじんまりとしたカフェが。

2階に上がると椅子とテーブルが設置された休憩スペースに。奥の方には自動販売機があります。

エレベーターがあるので、重い荷物を持っている場合も安心。

更衣室はそれなりに広くてコインロッカーもいっぱい。こちらのコインロッカーは施錠するときに500円を投入し、帰る際に100円が返却されるため、実質400円で利用可能。しかも投入口横にある「お帰りボタン」を押すまで何回でも開閉は自由。とても親切。

着替えてリフト券を入手してきました。以前は紙のリフト券でしたが、いつの間にやらICチケットに。これはいちいち見せなくていいので便利。しかも、いつの間にやら運営会社がアルピナに変わっているという。

しっかりICカードの利用方法と注意点が明記されています。

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スキー場レポート(ゲレンデ)

滑る準備が整ったので、リゾートセンター裏にある6人乗りチェアリフトと10人乗りゴンドラが合体したサンライズエクスプレスに乗ろうと乗り場に来てみましたが、点検の為まさかの終日運休…(泣)

もう3月になろうとしていますが、湯沢エリアは数日前まで災害レベルの降雪があったため、その影響が出ているのか。

ちなみに筆者は過去にサンライズエクスプレスに乗ったことがあり、非常に快適だった印象があります。建物の右側が6人乗りチェアリフト乗り場、正面が10人乗りゴンドラ乗り場になっています。

チェアリフトは床がベルトコンベアになっていて乗車位置まで運んでくれるようになっています。リフトはフード付き&フットレスト付きで、シートはヒーター内蔵で寒い日でも暖かに。非常に乗り心地の良いリフトです。10人乗りのゴンドラは野沢温泉のNEW長坂ゴンドラと同じタイプで、ドアが広くて乗り降りがしやすく、かなり広々としていてガラス張りで眺めも良くて音も静かな快適ゴンドラです。

気になる方は過去に撮影した動画があるのでこちらをご覧ください。

↓6人乗りチェアリフト、乗車から降車まで。

↓10人乗りゴンドラ、乗車から降車まで。

中央口からは登れないんで、北口(観光口)から登れるよう北口行きの臨時シャトルバスを運行していました。バスに乗って北口へ行き、北口からリフトを乗り継いで山頂へ向かいます。

山頂に到着。ここから石打丸山スキー場に最近できたというコースを滑ってみたいと思います。

先ほどの看板の横から奥に入るとこのような看板が。ついに石打丸山スキー場にもツリーランエリアが。この看板の奥からツリーランエリアへ。

ツリーランエリアはこんな感じ。2日前にけっこう降雪があったんでパウダーは残っていますが、昨日滑った人がけっこう食っているので所々ボコボコ。

それでも、端の方にずれると食われていないパウダーがけっこう残っていました。滑っている人は全くいなかったんで、黙々と残っているパウダーを食らいました。しかし、新潟で標高も高くないので雪質は重ための重パウでした。ツリーランエリアを抜けると、初心者コースのメルヘンコースに出ます。

ツリーランエリアはもう1か所、中腹にある中央高速トリプルリフトと、上級者コースのジャイアントコースの間にもあるので行ってみました。山頂ゲレンデから尾根コースへ滑り降りると、コースの右側にツリーランエリアの看板があるのでそこから入ります。

下も山頂の方と同じで、やはり滑っている人は全くいませんでしたが、昨日のうちにけっこう食われていてボコボコでした。しかも、標高が下がったので雪質はさらに悪く、表面は若干フローズンの様にシャリっていました。そしてツリーランエリア2ヵ所とも距離が短いのですぐに滑り終わってしまいます。

やはりこのスキー場は圧雪バーンが一番楽しい。山頂から魚沼平野を望む眺望。晴れた日は景色が良くて最高なのです。

ゲレンで中腹、スノーパークの辺りに「スノーガーデン」というドーム型の施設ができていました。魚沼平野と越後三山の雪景色を一望できるドームテント&スノーテラスを中心に、カフェやアクティビティも充実した複合エリアだそうです。

ちらほら利用している人の姿が。別途入場料1500円が必要だそうなので、筆者は入らず外から眺めるだけにしました(笑)

テーブルやイスが設置されたかまくら型のドームテントの前には、スノーテラスという赤いイスとテーブルを設置したテラスが。

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外観

さて、朝一からガッツリ滑ってお腹が空いたのでランチにしようと思います。ゲレンデ中腹、サンライズエクスプレスの降り場のチロルゲレンデへ。

ゴンドラリフトの降り場の目の前にはレストランが連なっています。その中の一つ、赤と黄色のまあまあ目立つ建物、ウィンターハウス大丸(おおまる)へ。こちらはスキー場のゲレンデ内で本格的な焼き肉が食べられるお店で、筆者は石打丸山スキー場に来た際に愛用しているお店です。

店の前の看板にはなんとも美味しそうな写真達が。この写真を見ただけでそそられます。

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内観

店内に入り、入口から店内を見た様子。奥行きがあって思ったより広いです。6名がけのテーブル席がメインで、大人数でも問題なく対応できそうです。

非常に親切なことに、入口近くと奥の2ヵ所にストーブがあって、グローブやニット帽などのアイテムを乾かすことができます。

席は店員さんが案内してくれます。焼肉を食べるか食べないかで席が違ってきます。

焼肉を食べると伝えると、中央に焼台のあるテーブルに案内してくれます。

お水やお茶はセルフサービスになっています。

店内に自動販売機が設置されいます。価格はまぁ、観光地価格といったところ。

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メニュー

メニューはこちら。左側はすべて焼肉のメニュー。フードは焼肉以外にもカレー・ラーメン・うどん・丼・おつまみ系、デザートなど、オーソドックスなゲレ食メニューなんかもあります。そしてソフトドリンクにアルコール類も。

店内の一番奥が食券売場となっており、こちらでその都度注文・支払いをして食券をもらうスタイル。

壁にはメニューがびっしり。筆者はとりあえず牛カルビ焼肉(1300円)に定食(300円)をプラスし、単品でバラ(700円)とモツ(650円)を追加。そして生ビール(550円)も注文♪

こう見るとかなりメニューが豊富。値段の所が書き換えられた形跡があるので値上げしたんでしょうが、それでもゲレ食とは思えないほどリーズナブルな価格帯。ゲレンデの中腹にあるんで輸送費とか人件費とかがかかりそうですが、至って普通というか良心的な値段。麓のヘタな店より安い気がする(笑)

ちょっとしたお菓子や韓国のりもあるので、つまみにもピッタリ。こちらも値段はリーズナブル。

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実食

注文すると店員さんがロースターに火を着けたり焼肉の準備をしてくれます。ちなみにこちらは煙を吸い込んでくれる無煙ロースターになっているので、店内はまったく煙たくはなく、焼肉臭もかなり抑えられてます。

まず最初に生ビール(550円)が到着。キンキンに冷えたサッポロ黒ラベル。泡もクリーミーで非常に美味しい。

購入時に渡された食券は品物が到着すると店員さんに回収される仕組みとなっています。

生ビールを飲んでいると牛カルビ焼肉(1300円)と定食(300円)が到着。見た目からしてテンションが上がります。平日の昼間からゲレンデで生ビールと焼肉、贅沢かつ最高すぎる組み合わせ♪

牛カルビはほど良いサシが入っていて美味しそうです。醤油ベースのタレがかかっています。

定食はごはんと味噌汁と漬物がついています。

味噌汁の具はわかめと丸い麩と刻みネギ。まろやかで甘味のある優しい味わいの味噌汁です。

漬物はたくあんが3切れ。さっぱりしていてポリポリ食感。箸休めにもってこい。

ごはんはふっくらしていて瑞々しさもあり、食べるとほのかな甘みを感じます。米がめっちゃ美味しい✨さすが日本を代表する米所、新潟県南魚沼市。ゲレ食のレベルを超えています。

腹ペコすぎるのでガンガンお肉を焼いていきたいと思います。無縁ロースターで牛カルビを焼いていきます。

タレは万人受けしそうなサラサラ醤油ベースの甘めの味付けになっています。

焼き上がった牛カルビをタレに付けてパクリ。カルビと言えば脂っぽいイメージがしますが、このカルビは程良い脂がのっているものの、全然脂っこくありません。脂ののった赤身肉の様で食べやすいです。弾力もあってまずまずの美味しさです。

単品で注文したバラ(700円)。豚のバラ肉にタレがたっぷりついています。

ロースターで焼いていきます。脂が多くて見た目にもジューシー感がありますが、食べてみてビックリ!程良い弾力と脂がありますが、全然脂っぽさを感じません。噛めばクドくない上質な脂と肉の甘味が口の中に広がります。そして焼き目も芳ばしい。非常にクオリティの高い豚バラ肉です。

メニューに「通」ならこれ、と書いてあるモツ(650円)。豚の大腸の部分ですかね。

くるんと丸まったモツ。噛むと程良い弾力はあるが、めちゃくちゃやわらかい。簡単に噛み切れてしまうほどのやわらかさでビックリ!脂はしっかりのっていますがクドくなく、全く臭みがありません。めちゃくちゃ美味しいし食べやすいです。

ビールも焼肉も美味しくて良い感じになってきました♪なのでビンビールの大ビン(650円)を追加wそして単品の豚タン塩(750円)とラム(900円)を注文し、完全に飲みモードに突入ww

そして気になっていたのが、店内のあちらこちらに貼ってあるねぎ焼の文字。メニューにも最高との文字が書いてあるほど。よほど自信があるのだろうか。そんなにオススメされたら頼まずにはいられないのが筆者。ねぎ焼(400円)も注文!

壁に飾ってあった絵。焼肉のタレは代々受け継いできた自家製で、キャベツやねぎなどの野菜は自家生産で雪下で保存しているんだそうな。なかなかのこだわり。スキー場のゲレ食では考えられないようなこだわりっぷりでマジで感服します。

追加注文の豚タン塩(750円)が運ばれてきました。けっこうな量が入っています。小皿にはレモン汁が入っています。

こちらはラム(900円)。脂身の少ない赤身肉。

そしてねぎ焼(400円)。たぶん白ネギ丸々1本使っているであろう量。この量で400円は凄い。そして見た目にも美しい。

まずは豚タン塩から焼いていきます。コリっとして弾力があり、脂はあっさりとしていてヘルシー。レモン汁でよりあっさりと食べられます。

お次はラム肉です。一口噛んでみて、やわらかすぎてビビります!めちゃくちゃやわらかく、脂があっさりしていてヘルシーで美味しい。ラム特有の風味はあるものの臭くはありません。焼きすぎると固くなるんで焼きすぎ注意です。

そしてオススメのねぎ焼。これは美味しすぎて衝撃を受けました!歯応えシャキシャキながらやわらかく、噛むほどにねっとりとしてトロけていきます。辛味はまったく無く、凄く甘味が強いです。トロけるような甘味とはまさにこのこと。また、焼き目の付いた所が芳ばしさをプラスさせています。筆者は普段あまり白ネギを食べないんですが、これは今まで食べてきた白ネギの中でも一番美味しいと思いました!まさに必食の品です。

美味しいお酒に美味しい焼肉とネギを堪能してお腹も心も満たされました♪一通り食べてみて、バラ・モツ・ラム・ねぎ焼が個人的にとても美味しくて必食の品です。午後からはゲレンデコンディションが悪くなったんで早めに上がって、その後は越後湯沢の街に繰り出しました♪

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まとめ

東京駅から始発の上越新幹線に乗って新潟県は石打丸山スキー場へ。JRスキースキーの日帰り新幹線パックだと、平日で新幹線の自由席を利用するWEB・平日限定のパックであれば、1日リフト券に往復の新幹線チケットがついて9300円という値段で日帰りスキー・スノボが可能に。東京駅から越後湯沢駅までは1時間ちょいで到着し、駅から無料のシャトルバスに10分揺られるとスキー場に到着。

リゾートセンターはシンプルながら広くて開放感があって綺麗な造りになっています。6人乗りチェアリフトと10人乗りゴンドラが合体したサンライズエクスプレスはこの日は運休でしたが、輸送力と快適さが合わさった乗り心地抜群のゴンドラリフトです。

山頂と中腹の2ヵ所にパウダーが楽しめるツリーランエリアがあります。降雪後はパウダーを楽しめますが、新潟・標高の低さという立地から雪質は重ため。中腹の方はさらに雪質は微妙。圧雪バーンは天気が良ければ眺望も良く、快適に滑れます。中腹にはスノーガーデンという景色を一望できるドームテント&スノーテラスを設置した施設があります。

今回ランチに利用したゲレンデ中腹にあるウィンターハウス大丸(おおまる)。スキー場のゲレンデ内で本格的な焼き肉が食べられるお店です。広くて大人数での利用も可能なお店です。焼肉以外のゲレ食的メニューもありますが、やはり売りは何と言っても焼肉。値段はゲレンデ・観光地とは思えないほどリーズナブルな価格設定。量も多くて美味しく、ビールが非常に良く進みます。一通り食べてみて、バラ・モツ・ラム・ねぎ焼が個人的にとても美味しくて必食の品。特にねぎ焼は甘くて感動する美味しさでした。

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店舗情報・外部リンク

店舗情報

ウィンターハウス 大丸(おおまる)

住所:新潟県南魚沼市石打 石打丸山スキー場内

TEL:025-783-4047

営業時間:9:00~19:00 ※平日は9:00~15:00

ウィンターハウス大丸
新潟県の石打丸山スキー場内にある焼肉が人気の食堂です。その他のメニューも充実しています。
レストラン | 石打丸山スキー場【公式サイト】
石打丸山のグルメ 食で楽しむ石打丸山 ゲレンデ内に多数の飲食店が立ち並ぶユニークな風景も、石打丸山ならでの魅力
施設情報 石打丸山スキー場タウンガイド 石打丸山観光協会
石打丸山スキー場タウンガイド 石打丸山観光協会オフィシャルサイト 石打丸山の施設情報と観光案内
大丸 (石打/食堂)
★★★☆☆3.07 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999
ウィンターハウス大丸(南魚沼/焼肉) - Retty
こちらは『ウィンターハウス大丸(南魚沼/焼肉)』のお店ページです。実名でのオススメが4件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!

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