2023年になりました。明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
正月もかねて実家のある徳島県にやってきました。徳島に住んでいた時は、隣の香川県も含めてよくラーメン屋やうどん屋巡りをしたもんです。今回は地元で年明けうどん的な物を食べようと、昔よく行っていたうどん屋に行ってみたいと思います。ちなみに写真は徳島空港正面にある阿波踊り像の正月仕様の様子。
外観
車を走らせ徳島県の北部、鳴門市へ。JR鳴門線の鳴門駅から徒歩数分、公園や住宅街のあるエリアにポツンと佇むうどん屋「たむらうどん」。昔よく来ていたので懐かしい。
こちらのうどん屋はセルフ式で、早朝の6時から営業しています。朝飯がてら利用すると、たまに朝まで飲んでいたであろう人が〆のうどんを食べにくる姿も(笑)
この日はなぜか入口の所に、ご自由にお持ち帰りください的な大根が大量にwww
お言葉に甘えて、帰りに1本持って帰りました(笑)
メニュー
店内に入るやいなや、スタッフの方から「おうどんどうしましょうー?」とお声がかかります。初めての人は入って早々、メニューも見てないのにいきなり聞かれて驚いてしまうかもしれませんが、焦ることなく落ち着いて注文しましょう(笑)
メインとなるうどんメニューは店内入って正面の壁にメニューが貼ってあります。一番安いかけうどん(小)は250円で、一番高い肉うどんの(大)でも580円という安さ。※肉うどんの肉は牛肉です。
筆者はここに来たら釜玉うどん一択なので、釜玉うどんの大(450円)を迷わず注文。
その隣の壁にはうどん以外のメニューが。天ぷらやフライ、いなり寿司が1個100円。コロッケやおにぎりが1個80円、お寿司が250円と、こちらも破格の安さ。しばらくぶりだったんで忘れていましたが、これぞ四国のセルフうどん店の安さよ。
うどんが出来上がる間に、うどん以外の物を見ていきましょう。食器返却口の手前に揚げ物やご飯物が陳列されており、食べたい物を自由に取るスタイル。
まずは天ぷら・フライ類から。銀のバット上に揚げ物がいっぱい。見た感じ、フライはエビフライ・白身魚フライなど。天ぷらは、ゴボウ・さつま芋・蓮根・椎茸・ちくわ・茄子・かぼちゃなどが。
その隣のバットには品物が残り少なくなっていましたが、コロッケやフライドチキンが。
その隣にいくと、色んな種類のおにぎりやいなり寿司がいっぱい並んでいました。
おにぎりもいなり寿司も、1個1個がめっちゃデカイ(笑)いなり寿司なんてパンパンにシャリが詰まってるww
揚げ物の上には魚寿司が陳列。見た感じ鯵の握り寿司のようで、1皿に3貫盛り付けられています。
ちなみにお子様用の食器やイスなどもしっかり完備されています。
内観
店内はお客さんが入れ代わり立ち代わりの状態で、朝から賑やかな雰囲気。
座席はテーブル席のみ。大きなテーブルが2つあり、そのテーブルの周りをイスが取り囲むというスタイル。見た感じ20席弱くらいはあるかと思います。
揚げ物やご飯物を温めたい方はレンジで自由に温められます。しっかりビールも常備してあります。そして駐車場の詳細がイラスト付きで掲載。
セルフ方式なので、食べ終わった食器類はこちらの食器返却口へ片付けましょう。
ちなみにセルフうどん店の多くが、食べる前に支払いをする先払い制ですが、こちらの店は珍しい後払い制。食べ終わった食器を返却する際に、スタッフに何を食べたか自己申告をして支払いをするシステム。なので初めての方は要注意。そしてなにげに麺や出汁などのお持ち帰りも可能。
テーブルの上の調味料はこんな感じ。お酢・ウスターソース・釜玉&しょうゆうどん用の醤油・一味唐辛子・普通の醤油。
テーブルの上には、好きなだけ自由に食べられるたくあんもあり。地味に嬉しいサービス。ちなみに夏ぐらいになると、徳島県民のソウルフードのすだちが大量にここに並びます。
実食
うどんが出来上がったら自ら取りに行きます。結局筆者が選んだのが、釜玉うどんの大(450円)、コロッケ(80円)、ちくわ天と椎茸天(各100円)、魚寿司(250円)。朝からガッツリです(笑)
では、出来立て熱々で湯気の立つ釜玉うどん(大)から。
うどんに刻みネギに玉子というシンプルなビジュアル。受け渡し時のカウンターに、大根おろしとすりおろし生姜が置いてあるのでお好みでトッピング。
しょうゆうどんや釜玉うどんは、出汁とかタレ類は全くかかっていないので、卓上にある専用の醤油をかけていただきます。この醤油、かけてみると思ったより色が薄いんですが、けっこう醤油自体が辛口で塩分多めなのでかけすぎ注意です。
個人的に大サイズなら最初は2回しくらいかけてみて、味見して薄ければ追い足しするのがいいかもしれません。写真は醤油を2回しした釜玉うどんの大。玉子が麺全体にしっかり絡むよう混ぜ合わせます。
湯気の立つ熱々のうちにいただきます。うどんは太くてコシがあってモチモチ。麺に玉子がよく絡み、ツルツルとノンストレスで喉の奥に入っていきます。玉子のコクとマイルドさに、辛口醤油のシャープな塩味が合わさった、なんだか玉子かけごはんのような味わいでヤミツキになります。
うどんにある程度舌鼓を打った後は揚げ物へ。上から椎茸天、ちくわ天、コロッケ。どれも1個80~100円というお手頃価格。それでいてボリュームもあって美味しい。特に椎茸はデカくて食べ応えあり!
最後は魚寿司。鯵の寿司が3貫。一目見て思ったのが、シャリがデカすぎ!(笑)上から見ると、シャリがデカすぎてネタからシャリがはみ出しているwww
食べてみると、シャリにもネタにもお酢が効いてて、あっさり且つスッキリな後味。鯵はしっとりして臭みはなくて食べやすい。
全部食べ終わってお腹パンパンになりましたが、これで終わりではないのがたむらうどん。卓上にあるポットにかけうどんのダシが入っていて、お好みで熱々のダシを追加投入することができるのです。
茶色いながらも透き通るうどんダシは、昆布・鰹・いりこなど(あくまで筆者の憶測)の出汁がしっかり出てコクがあるが、味自体はあっさりしてまろやか。ゴクゴクと飲み干せる美味しさです。
ちなみに、釜玉うどんを食べ終わった後に丼に残った玉子と醤油に、うどんダシを追い足しするのもアリ。凄くコクまろなスープに変身します。
数年ぶりに来たたむらうどん、安い・早い・美味い・ボリューミーと、4拍子揃って相も変わらず素晴らしかったです。こんな4拍子揃った店、東京ではなかなかお目にかかれないと思います。いやー、久々に来たんで、調子に乗って朝から食べ過ぎてしまいました(笑)
最後に注意事項なのですが、こちらの店はうどんが売り切れ次第閉店となってしまうので、たまに昼過ぎぐらいに来ると売り切れになってる時があるので要注意です。
まとめ
徳島県の鳴門市にある、JR鳴門駅から徒歩圏内のセルフうどん屋「たむらうどん」。早朝の6時から営業しており、朝からお客さんが入れ代わり立ち代わり状態の繁盛店。座席はテーブル席のみで、席数は20席弱ほどのキャパ。
うどんは一番安いかけうどん(小)は250円で、一番高い肉うどんの(大)でも580円という安さ。天ぷら・フライなどの揚げ物や、おにぎりやいなり寿司などが1個80~100円。お寿司が250円というどれも超お手頃価格。
揚げ物やご飯物は、食器返却口の手前に陳列されており、食べたい物を自由に取るスタイル。揚げ物やおにぎりの種類が豊富で、どれも値段の割にボリュームあり。
筆者が選んだのが、釜玉うどんの大(450円)、コロッケ(80円)、ちくわ天と椎茸天(各100円)、魚寿司(250円)。
熱々のうどんは太くてコシがあってモチモチで、麺に玉子がよく絡みツルツルと食べられる。玉子のコクとマイルドさに、辛口醤油の塩味が合わさった、玉子かけごはんのような味わいでヤミツキになる。釜玉うどん用の醤油は、見た目は薄いが味は辛口なんでかけすぎ注意。
卓上にあるポットから、かけうどんのダシをお好みで追加可能。出汁がよく出てコクがあり、塩味控えめで透き通っていてまろやか。ゴクゴクと飲み干せる美味しさ。食べ終わった残りの醤油と玉子にブレンドして飲むのもアリ。
うどん以外の揚げ物や魚寿司(鯵)も美味しくて食べやすく、ボリュームが凄い。
会計は食べる前に支払いをする先払い制ではなく、後払い制。食べ終わった食器を自身で返却する際に、スタッフに何を食べたか自己申告をして支払いをする珍しいシステム。
なかなか東京ではお目にかかれない、安い・早い・美味い・ボリューミーと、4拍子揃った素晴らしいお店です。昼過ぎぐらいに行くと、たまに売り切れて閉店してしまっている時があるので要注意。
店舗情報・外部リンク
店舗情報
たむらうどん
TEL:088-686-4026
住所:徳島県鳴門市撫養町小桑島前浜215
営業時間
6:00~14:00(売り切れ次第終了)
定休日:火曜日(祝日の場合翌日)
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