中央線の国分寺駅にやってきました。今回は飲み仲間が国分寺に良い店があると教えてくれたので、遥々足を運んでみました。改札を出て国分寺駅の南口方面へ向かいます。
外観
南口のタクシー乗り場横の横断歩道を渡り、みずほ銀行の角を曲がるとすぐにお店があります。
青と白のコントラストで存在感を放つ「青空食堂」。さりげなく群馬県と島根県が描かれているのは、店主が群馬出身、店員さんが島根出身だからだそうな。なんでも、群馬出身の店主は元小学校教諭という異色の系列の持ち主。脱サラして飲食店を始めたんだとか。
内観
店内は割りと奥行きもあって広々としています。
座席はカウンター席とテーブル席の2種類ですが、ほとんどがテーブル席になっています。
卓上調味料は醤油・お酢・ラー油・コショウ。
メニュー
まずはドリンクメニューから見ていきましょう。
ビール・チューハイ・日本酒・ハイボール・ホッピー・焼酎・ワインなど、一通りのお酒は揃っていてお値段もお手頃価格。
こちらのメニューはより詳細なメニューとなっています。
フードメニューに移ります。食堂という名前ではあるが、食事だけではなく飲みもできるお店なので、酒のアテにピッタリなメニューもあります。
こちらはガッツリ食事系のメニュー。麺類・ご飯物・定食などがメイン。
別でおすすめメニューもありました。内容は食事系のメニュー。
そして飲み目的の人には、手書きで日替わりメニューが書かれたホワイトボードを持ってきてくれます。どれも酒のアテにピッタリな一品料理の数々。
実飲(ドリンク)
もちろん飲み目的の筆者、まずは生ビール中(550円)からいただきます♪ジョッキまでしっかり冷えていて黄金比率で泡もきめ細かい。いやー、美味い。
ガッツリ飲みたい人はメガジョッキを使用した生ビールの大(750円)もあります。
そして食堂という名前であるが、呑兵衛が愛するホッピーまであるのが嬉しい。しかも瓶もグラスもしっかり冷えているとう気遣いが素晴らしい。
実食(フード)
フードを色々いただいていきたいと思います。
まずは揚げワンタン(300円)。カリカリのパリパリに揚がったワンタンが6切。皮は芳ばしくて塩味がほんのり効いており、中の餡は肉肉しい仕様。地味にヤミツキになる品です。
メニューを見ていると、割りとレバーやホルモンなどが多くて臓物推しっぽかったので一通り食べてみることに。
まずはレバカツ(400円)。千切りキャベツの上に、トンカツの様な見た目の厚切りカットされたカツが4切れ盛り付けられています。
中心部はややレアな仕上がり。衣はガリっとしてハードな食感。中のレバーは反対にしっとりしており、臭みやパサつきは無し。めちゃくちゃ食べやすくて美味しい。お好みでソースやカラシを付けてどうぞ。
お次はホルモン揚げ(1本100円)。実はこれ、中の具はホルモンではなく竹輪なんです。店主の出身地である群馬県は富岡市のご当地グルメなんだそうな。
ウスターソースにどっぷり浸かったカツ。衣はレバカツ同様にガリガリのハード仕様。そして、中のちくわは噛むとモチモチで弾力あり。食べ応えがあり、クセになりそうな美味しさ。甘辛いウスターソースの味が濃くてビール進みます。
この日は運の良いことに、ちょうど上質なレバーを入荷したとのことでオススメされたレバニラ(550円)を注文。見た目からして美味しそう。
レバーは分厚いのにやわらかく、パサつきや臭みは全く無くて絶品。さすがオススメするだけある。もやし・ニラなどの野菜はシャキシャキで、硬すぎずやわらかすぎずな仕上がり。醤油系の味付けで味は濃いめなんで、ご飯にもビールにも両方合います。
レバーだけではなくホルモンも食べてみたくなったんで、ホルモンみそ炒め(600円)も注文。
ホルモンは臭みは無く、脂がのってて噛めば噛むほど旨味が口に広がる。弾力は程よく、むしろやわらかい。もやし・にんじん・ニラなどの野菜はシャキシャキ。濃厚で芳ばしさのある味噌ダレがよく絡んでいてこちらもレバニラ同様、間違いなくご飯にもビールにも合う品。
そしてこちらのウリが中華そば(600円)。昔ながらの醤油ラーメン的なシンプルなビジュアルのラーメン。
鶏ガラを使用したであろう醤油スープはあっさりながらコクがあって美味く、めちゃくちゃ優しい味わい。メンマはやわらかくて風味しっかり。ほうれん草はシャキシャキとした食感。薄くスライスしたチャーシューは肉肉しいが、脂身は少なくあっさりめ。
麺は細めの縮れ麺で、スープが麺によく絡む。昔ながらの優しくてシンプルな醤油ラーメンて感じで、バランスが良くて絶品。そしてこのクオリティで600円は安い。
最後の品は炒飯カレーがけ(900円)。一皿で炒飯もカレーも同時に味わえるという欲張りな品。
炒飯はしっとりしているが、米同士くっついておらずベチャベチャ感はなし。玉子多めで、大きめにカットされた弾力あるチャーシューが肉肉しく、所々ネギのシャキシャキ感も感じる。塩味が利いたシンプルながら非常に美味しい炒飯。
カレーはメニューにも書いてあるバリ辛カレーを使用。スパイシーで辛口なルーは、食べると口の中がヒリヒリするほど。それでもドロっとしたルーはコクがあって旨辛い。お肉は鶏肉を使用していて非常にやわらかい。チャーハンもカレーも個々でも美味しいが、2つ合わせると何とも言えない美味さに。
いやー、たらふく食べて飲みました。駅近で食事利用も飲み利用もできて、そして美味しくてさらに安いという素晴らしいお店。これは個人的に定期的に通いたくなる。国分寺もなかなか侮れない。
そしてお会計時に、店主が子連れ客にお菓子の詰め合わせをプレゼントするというサービスも。飲めるのに子連れでもWelcomeなお店は非常に好感が持てます。どんなシーンにも利用できる万能店でした。
まとめ
今回は飲み仲間が教えてくれた国分寺駅南口にある脱サラした元小学校教諭が営む飲食店「青空食堂」へおじゃま。
ドリンクはビール・チューハイ・日本酒・ハイボール・ホッピー・焼酎・ワインなど、一通りのお酒が揃っていてお値段もお手頃価格。フードはラーメンや炒飯、カレーや定食などの食事メニューの他に、酒のアテになりそうな飲兵衛メニューまであり。食事と飲みの両方が可能なお店。
フードはカリカリで芳ばしい揚げワンタン、臭みの全く無いレバカツやレバニラ、昔ながらのあっさりとした醤油ラーメン、炒飯とカレーを合わせた炒飯カレーがけ、どれも絶品揃い。さらに店主が群馬県出身ということもあり、竹輪を揚げてウスターソースをたっぷり付けた群馬県富岡市のご当地グルメ、ホルモン揚げなどもあり。
駅近で食事利用も飲み利用もできて子連れ客もwelcomeな万能な店で、そしてどれも美味しくて安いという素晴らしいお店でした。
店舗情報・外部リンク
店舗情報
青空食堂
TEL:050-5890-7200
住所:東京都国分寺市南町2-16-19
アクセス:JR中央線 国分寺駅から徒歩1分
営業時間
11:00~21:00
定休日:火曜日
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