【徳島】大行列必死!鳴門の超人気魚料理店「びんび屋」で新鮮な刺身やわかめたっぷりの味噌汁が付いた絶品定食を

グルメ

外観

3月の中旬、地元の徳島に帰省しました。その際、地元だけでなく県外からも多数のお客さんが押し寄せる鳴門の有名魚料理店でランチをすることになりました。

そのお店は徳島と高松を結ぶ国道11号沿い、鳴門市の北灘町にあるびんび家というお店。筆者が最後に訪れたのが徳島に住んでた時なので、約20年ぶりぐらいの訪問。ちなみに「びんび」とは、徳島の言葉で「ピンピン跳ねる新鮮な魚」という意味だそうな。

お店の目の前が瀬戸内海という、なんとも素晴らしいロケーションとなっています。

このびんび屋ですが、人気店すぎて県外からの観光客でいつも混雑してるんです。特に年末年始やお盆、連休の時は混雑が非常に激しくなります。この日は金曜日の正午頃でしたが、駐車場はご覧のように満車状態。びんび屋渋滞が慢性的に起こるほど。

駐車場と反対側の路地にはこの路上駐車の列。これを見るとなかなかエグイ。

なんとか車を駐車場に停めることができたので、これから並んでいきます。

平日、金曜昼間からこの行列です。ただ、連休の時はもっと行列がえげつないんで、まだマシなような気がします。

店内に入ると予約票に名前と人数を記入します。記入し終われば後はひたすら呼ばれるのを待つのみ。

こちらのお店、休日は朝から夜まで営業していますが、平日は朝から夕方までの営業時間となっているので注意が必要です。

まだ呼ばれるのは当分先と思い、店の外を散策。店の入口横にはこの様なお土産コーナーがあります。

色んな海産物が陳列されています。

非常に種類が豊富です。

徳島県鳴門市の名産品、鳴門わかめが販売されていました。2月~4月頃にかけてが鳴門わかめの最盛期。今が正に旬ということです。

塩蔵わかめの他に、カットわかめや糸わかめまであります。

出ました、徳島で定番のご飯のお供、味付け海苔の大野海苔。筆者の周りの県外の人にこの味付け海苔を振る舞うと、美味しすぎて止まらんと言い、大体の人が大絶賛してくれます。

店の外には巨大な生け簀が完備されています。

スタッフの人が生け簀から鯛を取り出し、その場で捌いています。捌きたての新鮮な魚が食べられると想像するとテンションが上がってきます。



内観

順番待ちしてから30~40分程度で呼ばれました。思ってたよりも早かったです。週末だったらもっと待っていたでしょうな。

入口付近から店内を見たところ、奥の方までズラリとテーブル席が並んでいます。

店の手前側には座敷席も完備されています。けっこうキャパが大きめ。

筆者はびんびの間という畳の座敷席に案内されました。

店内の入口付近には大きめの陳列棚が設置。棚には色んな魚料理が皿に盛られて陳列されています。食べたい物を近くにいる店員さんに伝え、自分の食べたい料理を皿ごと取っていくスタイルなんだと。

棚の一番上には大きなひらめの唐揚が並んでいます。

その下の段には大きな鯛の頭が付いた煮付けがあり、さらにその下の段はカマ焼きが並んでいます。一皿一皿のボリュームがハンパない。

鯛の切り身を使った西京焼きも沢山並んでいます。

一番下には子供用のスプーンやフォーク、お椀などが用意されてあります。

店の奥に行くとセルフサービスの冷水器が設置。

子供用のコップもちゃんとあります。

子供椅子まで完備。子供のいるファミリー層にはありがたい。



メニュー

ここからはメニューを紹介。入口レジ近くに設置してある黒板には美味しそうな海鮮料理の文字が。

こちらが厨房の所に掲載されているニュー表。右側が定食メニュー、真ん中が釜めし、左側はカレー、酢の物、焼物のメニューとなっています。

右側の定食メニューと釜めしメニュー。一番の名物的なメニューが3800円のびんび定食で、刺盛り・天ぷら・酢の物・伊勢海老汁が付くというお店のオールスター的な定食。

しかし、以前に来た時に筆者も食べましたが、さすがに高くてコスパ的にどうよ?という感じでしたので、本日はその隣のおまかせ定食(2000円)にすることにしました。

一品料理も色々あるんですが、値段が書いてないのでいくらなのか気になるところ。

左側のメニュー。カレーも非常に気になるのですが、ここに来て敢えてカレーを頼むという勇気はなかなか出てこない。あわびやさざえのメニューが時価というのがなんだか恐ろしい。

柱に貼られてある手書きの天ぷらメニュー。

こちらは席にあったドリンクメニュー。ソフトドリンクは安いですが、アルコールはやや割高な印象。観光地料金的な感じでしょうか。

お店のインスタグラムから料理の写真が見られるそうです。



実食

おまかせ定食(2000円)を注文しましたが、注文してから提供までのスピードが思ってたより早くて驚きました。はまちの刺身・天ぷら・創作一品・わかめの味噌汁が付いたなかなか良い内容の定食で、びんび定食に比べてコスパが良い。

まずはご飯ですが、ふっくら炊き上げられていて、しっとりみずみずしい。ご飯だけでも普通に美味しい。

そして、地元鳴門わかめがたっぷり入ったわかめの味噌汁。地元の人からすると、びんび家と言えばわかめの味噌汁と言うぐらいの名物品。

しかし、一緒に行った家族からは昔に比べてお椀が小さくなった。昔は顔が付けられるほどの大きさだったという声も。確かに前に来た時はもっと大きかったような?インフレに伴うサイレント値上げのようなものでしょうか。

にしても相変わらずわかめの量がえげつない。具材はわかめのみで、これでもかというほど入っています。わかめはコリコリ&シャキシャキで歯応えがあり、めっちゃ新鮮。お汁は魚の出汁がしっかり出て、まろやかな味わいで旨味が凄い。さすが地元民も熱愛の名物品、めちゃくちゃ美味しくて中毒性がある。

お次は創作一品。内容としては、どうやら鯛の西京漬けの様な焼魚。

鯛はふっくら&しっとり。柔らかいが程良い弾力もあり、新鮮さが伝わってきます。

メイン料理の1つ、はまちの刺身。濃いピンク色をしたツヤツヤの刺身がなんとも美味しそう。刺身は5切れ盛り付けられています。

食べた瞬間、余りの新鮮さにビビりました。本当に新鮮で身がプリップリで歯応えと弾力が凄い。それでいて程よくスッキリとした脂ものってる。噛めば噛むほど脂と旨味が口に広がる。これは美味い。久しぶりに美味しい刺身を食べました。

そしてこの付け合わせのわかめ。しゃきしゃき・プリプリで美味しいんですよ。わかめと大葉まで残さずいただきました。

最後はもう1つのメイン料理、天婦羅の盛合わせ。

山型になった天ぷらをバラしてみるとこんな感じ。具材はエビ・イカ・さつまいも・ナス・いんげんの5種類。

まずはイカからいただきます。衣はサクサクで軽く、イカはしっとりしながらもプリプリで弾力が凄い。イカ本来の甘味をしっかり感じられる。

さつまいももしっとりしていて甘味が凄い。

ナスはしっとり柔らか。いんげんはシャキシャキの食感で、素材の風味がしっかり。

最後のトリは海老天。割と大きめで食べ応えがあり、しっとり・プリプリ。

いやー美味かった。20年ぶりくらいに食べましたが、鮮度が抜群で相変わらずの美味しさでした。観光客で大行列になるのも致し方ないですね。ちなみにお会計は現金のみで、キャッシュレスには非対応なので要注意です。



まとめ

地元の徳島に帰省し、県外から多数のお客さんが押し寄せる鳴門の有名魚料理店、びんび家で20年ぶりにランチ。週末や連休の際は渋滞ができるほどの人気店。この日は平日の昼間で待ち時間は30~40分程。

座席はテーブル席がメインの他、座敷席もあってキャパは大きめ。子供用の椅子や食器も完備。

メニューは定食・釜めし・カレー・酢の物・焼物・刺身・天ぷらなどがあります。

はまちの刺身・天ぷら・創作一品・わかめの味噌汁が付いた、おまかせ定食(2000円)を注文。

新鮮な鯛の西京焼きや、天ぷら5種盛りも美味しかったが、何と言ってもハマチの刺身とわかめの味噌汁が絶品。

地元民からはびんび家の名物と言われるほど人気のわかめの味噌汁は、地元鳴門産のわかめがたっぷり。これでもかというほど入ったわかめはコリコリ&シャキシャキで歯応えがあり、めっちゃ新鮮。お汁は魚の出汁がしっかり出て、まろやかな味わいで旨味が凄く、美味しくて中毒性がある。

濃いピンク色をしたツヤツヤのはまちの刺身は、食べた瞬間余りの新鮮さにビビりました。身がプリップリで歯応えと弾力が凄く、程よくスッキリとした脂ものってる。噛めば噛むほど脂と旨味が口に広がる。久しぶりに美味しい刺身を食べました。

20年ぶりくらいに食べましたが、鮮度が抜群で相変わらずの美味しさでした。



店舗情報・外部リンク

店舗情報

活魚料理 びんび家

TEL:088-682-0023

住所:徳島県鳴門市北灘町粟田ハシカ谷20-2

アクセス:JR鳴門線 鳴門駅から車で15分

営業時間

【平日】9:00〜16:00(Lo.15:30)

【土・日・祝】9:00〜21:00(Lo.20:30)

定休日:不定休

びんび家 – びんび家の「びんび」とは、徳島の言葉で「ピンピン跳ねる新鮮な魚」を意味しています。とびきり新鮮な魚料理をとことん味わうなら徳島鳴門の「びんび家」にお越しください。十分に脂がのったハマチは、先ほどまで泳いでいたかと思うくらい身がプリプリ。驚くほど厚みのある刺身をほおばると、噛みしめるたび口いっぱいに旨味が広がります。そして、もうひとつの名物は鳴門海峡の荒波で育ったワカメの味噌汁。魚のアラからとった出汁はまさに漁師町だからこそ提供できる逸品。その味噌汁を口にふくむと、肉厚のワカメのコリコリとした歯触りと磯の香りが絡み合い、至福の瞬間が楽しめます。
びんび家の「びんび」とは、徳島の言葉で「ピンピン跳ねる新鮮な魚」を意味しています。とびきり新鮮な魚料理をとことん味わうなら徳島鳴門の「びんび家」にお越しください。十分に脂がのったハマチは、先ほどまで泳いでいたかと思うくらい身がプリプリ。驚く...
活魚料理 びんび家 (鳴門市その他/食堂)
★★★☆☆3.74 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999
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