外観
平日の昼下がり、吉祥寺に行く用事があったのでついでにランチもしようと思い、以前知人に紹介してもらったお店へ。
吉祥寺駅から東へ進み、吉祥寺大通りを越えてヤマダ電機裏の飲食店が集まるエリアへ。なかなか味のある佇まいの蕎麦屋さん「やぶ浅」。創業は大正12年と、4代続く老舗の蕎麦店です。
店の入り口にはメニュー表と平日限定のランチタイムメニューが掲載されています。初めての人でもどんなメニューがあって値段がどれくらいか分かるので親切。
内観
暖簾をくぐって店内へ。パッと見た感じ、店内の席数は4名がけのテーブル席が6組、2名がけのテーブル席が2組。
さらに3名以上は畳の座敷席も利用できます。座敷席はテーブルが3つ設置してあり、各テーブルに座布団が4つほど。たぶん席数を微妙に減らしているようなんでゆったり座れそうです。オフィシャルの情報ではテーブル席が22席、座敷が18席で計40席ほどなんだとか。なかなかのキャパの蕎麦屋さんです。
店内を見渡していると、こちらのポスターが目に留まりました。アサヒスーパードライの巨大なポスターの上に貼られた「アサヒ生ビール マルエフ」のポスター。こちらの蕎麦屋さん、以前まで生ビールはアサヒのスーパードライを扱っていたのですが、マルエフに鞍替えしたんだそうな。缶ビールのマルエフは飲んだことあるのですが、生ビールでマルエフは飲んだことないのでちょっと興奮してしまいましたwwこれは是非とも飲んでみなければ!
メニュー
メニュー表を見ていきましょう。ドリンクはビール・サワー・日本酒・焼酎などそれなりのラインナップ。焼酎のボトルキープも可能。
フードは枝豆・冷奴・蕎麦味噌やそばがきなどのアテ系、いか焼き・もつ煮込み・さばの味噌煮などのおかず系や天ぷらなどの一品料理があり、蕎麦屋飲みも可能な仕様に。
そしてビールの所を見てみると、しっかりマルエフの文字が。生ビールのマルエフが飲みたくてウズウズしているので、マルエフの生ジョッキ(650円)を注文(笑)
メインの蕎麦やご飯物メニュー。
冷たいせいろ蕎麦やうどんに、温かいかけ蕎麦やうどんがあり、お好みでトッピングも可能。ご飯物はカレー・親子重・カツ重・天重・うな重などが。ご飯物がちょこっとだけ欲しい人には小サイズのカレーや丼物があって親切。この他に平日限定の1000円ランチ、きのこそばや肉南蛮そばもあり。
メニューの下の方にはお子様メニューもあり、その横にはお子様用椅子やスタイの用意もあって、ベビーフードの温めもしてくれるんだとか。意外とお子様連れにも優しいお店。
筆者はオススメらしい活〆穴子天せいろ(1900円)と、ご飯も少し食べたいので小天丼(600円)を注文。
実食
まず出てきたのがお待ちかねのアサヒ生ビールマルエフ(650円)。缶のマルエフは何度も飲んでるんですが、生はこれがお初なんで超楽しみ♪
ジョッキもビールもキンキンに冷えています。飲んでみると、スーパードライと違って味がしっかりしてコクがあってまろやかさも感じて美味しい。同じアサヒでもスーパードライとは完全に別物。スーパードライがあまり好きではない筆者としてはかなり嬉しい♪
美味しいビールの余韻に浸っているとメインが登場しました。活〆穴子天せいろ(1900円)。せいろに盛られた蕎麦と大きな穴子が見た目からして美味しそう。
まず始めに蕎麦からいただきます。蕎麦は群馬県の赤城深山産の蕎麦粉を使用した自家製の二八蕎麦なんだとか。
下の写真右側がそばつゆ、上が天つゆです。薬味は白ネギとわさびが。
蕎麦を食べてみると、細いのにコシがしっかりしていてツルツルと喉越しが非常に良い。蕎麦の香りも鼻に抜けます。そしてビール同様、蕎麦もキンキンに冷えています。そしてそばつゆが濃すぎずまろやかで優しい味わい。これはなかなかの美味しさ。無心で食べ進められる。
蕎麦の美味しさに夢中になってしまいましたが、冷める前に天ぷらも食べねば。
穴子天ですが、穴子がデカイ。見た感じ衣は多すぎず、衣でかさ増しした感じは一切無し。穴子の他にピーマン半身と穴子の骨を使った骨煎餅も添えられています。
穴子の断面はこんな感じ。薄めの衣はサクッとしていて軽い食感。穴子はやわらかく、しっとりふっくら。小骨までやわらかくて食べてても小骨が全く気にならない。塩を付けて食べると素材の味がしっかり感じられ、天つゆはそばつゆ同様に濃すぎずさっぱりと食べられます。
添えられているピーマンは苦味控えめで食べやすい。骨煎餅はカリカリに揚がってて芳ばしく、ガリガリとした食感がたまらない。蕎麦だけでなく天ぷらもなかなかのクオリティ。
忘れてはいけない、こちらは小天丼(600円)。小天丼とはいうものの、天ぷらは海老・茄子・ピーマン・かぼちゃがのっており、ご飯は少ないものの割りとしっかりしています。
茄子はトロけそうなほどやわらかく、ピーマンは苦味控えめでしっとり。海老はプリッとしていて海老の味がしっかり濃く、かぼちゃは甘味があるが甘すぎずちょうど良い塩梅。タレは甘味も塩分も控えめで優しい味でご飯にしっかり絡んでいます。小さいながら満足度の高い品。
一通り食べ終わり、〆の蕎麦湯をいただきます。ほのかにトロミが付いており、スッキリとした飲み口。温かくてほっこりします。
ビールに蕎麦に天ぷらに、どれもクオリティが高くて大満足。是非また利用したいし、今度は飲みで利用してみたいです。
まとめ
知人が紹介してくれた吉祥寺にある4代続く老舗の蕎麦屋「やぶ浅」でランチ。
ドリンクはビール・サワー・日本酒・焼酎などがあり、焼酎のボトルキープも可能。生ビールはなかなかお目にかかれないアサヒのマルエフを取り扱っています。
蕎麦やうどんにはお好みで様々なトッピングが可能。ご飯物はカレー・親子重・カツ重・天重・うな重などがあり、小サイズも可能。平日限定で1000円ランチもあり。他にも酒のアテや一品料理もあり、食事も飲みも両方可能な仕様。
今回はマルエフの生ジョッキ(650円)、活〆穴子天せいろ(1900円)と小天丼(600円)を注文。
初めて生のマルエフを飲んでみましたが、同じアサヒでもスーパードライとは全くの別物。飲んでみると味がしっかりしてコクがあってまろやかさも感じる。ジョッキもビールもキンキンに冷えていてさらに美味しい。
せいろに盛られた蕎麦はキンキンに冷えていて、細いのにコシがしっかりしていてツルツルと喉越しが非常に良い。そばつゆは濃すぎずまろやかで優しい味わい。無心で食べ進められる美味しさ。
かなり大きめの穴子天は、衣は薄めでサクッとして軽い食感。身はやわらかくてしっとりふっくら。小骨が気にならないくらいやわらかい。天つゆは濃すぎずさっぱりと食べられます。穴子の骨煎餅はカリカリに揚がってて芳ばしく、ガリガリとした食感がたまらない。
小天丼はご飯は少ないものの、海老・茄子・ピーマン・かぼちゃの天ぷらがのっており、割りとしっかりしています。タレは甘味も塩分も控えめで優しい味でご飯にしっかり絡んでいます。
〆の蕎麦湯は、ほのかにトロミが付いており、スッキリとした飲み口。温かくてほっこりします。
ビールに蕎麦に天ぷらに、どれもクオリティが高くて大満足でした。
店舗情報・外部リンク
店舗情報
やぶ浅
TEL:0422-43-5508
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町2-10-15
アクセス:JR中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅から徒歩3分
営業時間
【ランチ】11:30~15:00(L.O.14:30)
【ディナー】17:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:水曜日(火曜日はランチ営業のみ)
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