球場レポート
今日で2日連続の札幌ドーム遠征で、今日がファイターズのホーム最終戦。来年、北海道日本ハムファイターズが本拠地を札幌ドームから北広島市に建設中のエスコンフィールド北海道へ移転するため、今日が札幌ドームでの最後のファイターズ戦となります。
そのせいもあってか、札幌ドームの最寄り駅である地下鉄東豊線の福住駅へ向かう地下鉄車内は平日の16時前からほぼ満員電車状態。最寄りの福住駅に着き、改札を出て札幌ドームへ向かう通路は御覧のとおり大混雑。
地下から地上へ出て、ドームへ向かう国道36号の歩道にも凄い数の人達が。みんな一斉にドームを目指して歩いています。途中ファイターズのオフィシャルストアがありましたが、行列で入場制限状態。
ようやく札幌ドームに到着しました。最終戦ともあってか、ドームに通じる歩道橋にはテレビカメラを担いだマスコミの方達が大勢いて、ファイターズのユニフォームを身に纏った人達がインタビューを受けていました。
着いたはいいが、中に入るのにこの行列…。この時ちょうど開場時間の16:30頃でしたが、行列が凄すぎて入場するのに20分近く並びました。
内観・メニュー
ようやく入場できたと思ったらドーム内はどこも人だらけ。飲食店は色んな所で行列が発生しており大混雑状態。とりあえず席に荷物を置いて事前に調べてきた球場グルメの店へ。
筆者が札幌ドームでの最後の球場飯に選んだのがこちら、「頑固オヤジのカレー」。こちらである選手とコラボしたカレーを食べたいと思います。だが、こちらの店舗も引くぐらいえげつない行列ができていました。外野のレフトスタンドの大型モニターの後ろぐらいに店舗があるのですが、行列がなんと内野席の方まで続いてるではありませんか!
売り切れたらどうしよう、買う前に試合始まったらどうしよう、などという不安に駆られながらも並ぶことにしました。
とりあえず柱にメニューが貼ってあったので詳しく見てみることに。カレーライスは750円でカツカレーは880円。そこまでの観光地料金でもない価格設定。ごはんやルーの大盛に、カツやからあげのトッピングもできます。ソフトドリンクの付いたドリンクセットにすると60円程安くなるんだとか。
こちらが筆者の食べたかったメニュー。ファイターズの近藤健介選手とのコラボメニュー、近藤健介の8(や)き肉カレー(1100円)。近藤選手の背番号8と焼きをかけているようです。
ドリンクメニューはこちら。
やはりここにも当り前のように北海道限定のサッポロクラシック生ビール(670円)が。もちろんこちらも忘れず購入しましょう♪
ごろごろ果実のサワーなんてのもありました。女子ウケしそうですね。
実食
結局1時間ほど並んでようやく買うことができました💦やれやれ、どんな人気繁盛店やねん。そして懸念していたことが現実に。なんと、並んでる最中に試合が始まってしまったではないか(;´Д`)
なのでさっさと食べて試合に集中せねば!とりあえず近藤健介の(や)き肉カレー(1100円)、いただきます!
ここのカレーの最大の特徴が、蒸したじゃがいもが丸々1個入っていることでしょう。カレーのルーとは別にじゃがいもが丸々1個入っているとかなかなか珍しい。
そしてじゃがいもの横にはお肉がたっぷり山の様に盛り付けられています。
ルーは見た目にもオーソドックスなカレールーを使用している様子。じゃがいも・にんじん・豚肉などが入ってるようです。
食べてみると、ルーはドロっとしていてご飯によく絡む。辛さは感じないので辛いのが苦手な人も食べやすいでしょう。じゃがいもやにんじんは滑らかでやわらかい。豚バラ肉もやわらかくて口の中で脂がトロける。焼肉は牛バラ肉を使用しているようで脂がのってる。甘めのタレがしっかり絡んで、所々芳ばしい。想像以上にお肉たっぷりで、カレーよりお肉のが多いかも。メインがカレーではなくて焼肉丼ではないかと思うくらいの肉の多さでビックリです(笑)
1個丸々蒸しじゃがいもを食べていると、やわらかくてしっとりしていて甘味あり。そしてかなりのボリューム。
普通盛りなのにご飯が割と多くてお肉は山盛り、蒸しじゃがいもが丸々1個入ったボリューミー仕様だったので、お腹がかなり満たされました。球場グルメでこの量でこの価格ならなかなかコスパ良いんじゃなかろうか。
野球観戦
腹も満たされたんでこれで野球に集中できます。下の写真は入場してすぐのスタンドの様子。3塁側の内野席に「THANK YOU 2004-2022」の文字が。
そして各シートにはこのような本日の試合の観戦証明書が備え付けられていました。日ハムめ、なかなか粋なことをしよる。
入口で入場する際に新聞も配られており、その内容がこちら。北海道新聞の号外記事。「19年間ありがとう」とデカデカと書かれ、ファイターズの色んなメモリアル写真が散りばめられています。北海道新聞まで粋なことしやがって。
そして、なぜか号外の裏面はスーツ姿で決め顔のBIGBOSSがタンパク質をアピールwww
この日の観客動員数は4万1千人程で、ほぼ満員に近い状態でした。平日とは言え、さすがドーム最終戦。しかもこの日は試合後のセレモニーで新庄BIGBOSSがなにやらサプライズをすると事前に告知していただけに、より期待感が膨らみます。
試合は昨日とは打って変わって真逆な試合展開。千葉ロッテがタイムリーやホームランで効率的に得点を重ねていきます。そしてファイターズの応援の際、森本稀哲・田中賢介・中田翔・大谷翔平など、昔在籍していた選手の復刻応援歌まで流れるという熱い演出が。
終わってみれば3-11の大差で千葉ロッテマリーンズが快勝。北海道日本ハムファイターズは最後の札幌ドームで残念ながら勝つことはできませんでした。ただ、ファイターズの松本剛選手がこの日、代打で出場したことによって規定打席に到達。見事、自身初の首位打者のタイトルを確実の物にしました。
勝利投手:美馬(千葉ロッテ)
敗戦投手:上沢(日本ハム)
本塁打:(日本ハム)近藤8号 (千葉ロッテ)藤原恭大1号、山口15号、井上7号
セレモニー
試合が終わり、ホーム最終戦のセレモニーが始まりました。日本ハムファイターズが北海道へ移転してからの名シーンなどが詰まったオリジナルムービーが流れ、観客みんなが釘付けに。
そして札幌ドームで最初に始球式をした当時7才だった佐藤光波さんが、19年経った今日最後の日にラストピッチセレモニーをすることに。粋な計らいになんだか感動。
その後は近藤健介選手会長の挨拶と、選手とスタッフが集まって記念撮影。そしてファイターズ賛歌が流れる中、グラウンドを1周して観客に挨拶。この際、ファイターズの杉谷選手が即席でMCを務め、各選手へインタビュー。球場内が笑いに包まれる場面もww
そして場内の照明が落とされ、お待ちかねのBIGBOSSによる挨拶とサプライズイベント。最下位になった責任を取り、BIGBOSSのユニフォームを脱ぐことに。脱いだユニフォームをマウンドにそっと置いて退場し、場内が騒然となります。
一旦ダグアウトに引き上げ、しばらくするとまたグラウンドに戻ってきたBIGBOSS。「SHINJO」と書かれたユニフォームを身に纏い、ファンの皆さんに来年も監督をやっていいかと尋ね、場内大拍手に。来年はBIGBOSSではなく、新庄監督として指揮を執るようです(笑)
筆者的に最初で最後の札幌ドームとなりましたが、なかなか楽しめました。今回の遠征で食べた球場グルメも美味しかったし、何よりサッポロクラシック生ビールが最高でした(笑)来年開業のエスコンフィールド北海道はどうなるのか、今から期待が膨らみます。来年はエスコンフィールド北海道へ遠征したいと思います♪
観戦動画
まとめ
2023年に北海道日本ハムファイターズが本拠地を札幌ドームから北広島市に建設中のエスコンフィールド北海道へ移転するため、この日が札幌ドームでの最後のファイターズ戦。札幌ドーム最寄り駅の福住駅へ向かう地下鉄内からドームまで、平日にもかかわらず多くのファン達が駆け付け、かなりの混雑に。
筆者が札幌ドームでの最後の球場飯に選んだのが「頑固オヤジのカレー」で、ファイターズの近藤健介選手とのコラボメニュー、近藤健介の8(や)き肉カレー(1100円)。かなりの行列で、購入するのに1時間かかりました。
カレーですが、ルーはドロっとしていてご飯によく絡み、辛さはほとんど感じない。じゃがいも・にんじん・豚バラ肉はやわらかく、肉の脂がトロける。焼肉は脂ののった牛バラ肉を使用し、甘めのタレがしっかり絡んで所々芳ばしい。想像以上にお肉たっぷりで、肉の多さにビックリ。1個丸々入った蒸しじゃがいもは、やわらかくてしっとりしていて甘味あり。ご飯も具材も多くてかなりボリューミーなカレーで、球場グルメでこの量と価格ならなかなかの高コスパ。
この日は記念の号外新聞を配布したり、復刻応援歌の演奏もありと、試合以外でも楽しませてくれました。なお、試合は千葉ロッテが大差で快勝。
試合後はセレモニーを行い、BIGBOSSがユニフォームを脱ぐ場面がありましたが、来年はSHINJO監督として引き続きファイターズの指揮を執ることとなりました。最初で最後の札幌ドームはなかなか楽しめました。来年は新球場のエスコンフィールド北海道へ遠征したいと思います♪
同一球場ブログ
店舗情報・外部リンク
店舗情報
頑固オヤジのカレー
住所:北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地 札幌ドーム2Fコンコース内
TEL:011-850-1000
アクセス:地下鉄東豊線 福住駅から徒歩10分
https://www.sapporo-dome.co.jp/cms/wp-content/themes/dome/pdf/shop/2022fs_f1.pdf
https://www.sapporo-dome.co.jp/cms/wp-content/themes/dome/pdf/shop/2022fs_f2.pdf
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